2009.01.10 走る働く観る
8時起床。少し雲もでているがきのうの冷たい雨から一転、冬晴れの1日なりそう。でも、北寄りの風が強く肌寒い。朝食をすませて、掃除を後回しにして走りに出る。行き先は光が丘公園。少し前から、光が丘に住んでいるTさんに、いちど一緒に走りませんかと言われていたのだが、ようやく本日それが実現。Tさんと部下のHくんが来週(っだか?)サイパンマラソンに出るらしく、その最終調整におつき合いというわけ。出がけに燃えるゴミを出していく。
公園の中を3人で、会社に「部活」として認めてもらおうとか、わたしが東京マラソンを走るときには、からだ中に会社のロゴなどを貼って「広告塔」として走ろうなどなどなど、走りのこと、会社のことをあれこれ話をしながらの走り。気がつけば2.8kmの園内のコースを4周していた。わたしは自宅からの往復も走ったのでトータル20.9km。気持ちよかった!
お昼ごはんは、タラのバター焼き、焼き大根に白菜と豆腐のお味噌汁。サクッと片づけて13時20分に会社に向けてうちを出る。3連休の初日のきょうは、学生さん対象のセミナーを開催していたこともあって、何人かが休日出勤していた。14時18分から19時10分まで今月からより細かくP/Lの数字を見ていくことになったので、補助科目の切り直しなどひたすら「勘定奉行」に取り組む。残念ながら月次は締まらなかった。ただ、これは想定内。あともう1日でなくちゃいけないな。
重松清の「星に願いを」を読了。作風や文体には相性があると思うが、重松清はぐいっとこころのいちばん奥まで入りこんでくる作家のひとり。今回の「星に願いを」は、定年間近、娘を嫁に出し、息子も社会に出ようとしているアサダ氏、心配症のヤマグチさんは一人娘がこどもから少女へと変わっていくむつかしい時期を迎えている。高校生のタカユキは何をしたいのか何になりたいのか、じぶんのあしたが見えない。その3人の1995年から2000年までの6年間の5月1日を描いた連作集。
それぞれの年に実際に起きたできごとや世相を織り込みながら、3人が歳を重ねていく様を描くのだが、当然のことながら、それは3人それぞれの「家族」を描くことになる。こどもたちを育て上げ巣立っていけば、自らの「老い」とも向き合わなくてはいけない。しかも妻に先立たれてしまうとひとり暮らしとなる。タカユキの父親は50歳を前にリストラされる・・・。小説だからといって、現実離れせず、わたしにもふつうに起こりうるシチュエーションを描いているからこそ、こころをわしづかみされるように届いてくるんだろうなぁ。
この読了で文庫の在庫がなくなったので、帰りに池袋で途中下車して新刊を調達してきた。夕食は、ウインナとブロッコリと玉子を炒めたもの。ちょっと少なめだけど、映画に時間が迫っているのでとりあえず簡単に済ませておいた。
レイトショーは「チェ 28歳の革命」。戦闘シーンも深掘りせず、淡々と史実を積み上げていき、ドキュメンタリーのようなつくりかただけに、キューバの歴史をキチンと予習しておけばよかったかも。ヒューマンドラマっぽくなるのはPart2のほうかな。
あしたのあさは東京でも0℃の予想。今夜は「お湯割り」かな。
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