2009.02.07 梅に祈る
8時に目を覚ましトイレに立ったが、あと少し眠ろうとベッドにもぐり込んだ。つぎに目が覚めたのは9時30分だった。あわせて睡眠時間7時間。窓の外の青空と同じく「スッキリ」。
起きだしてすぐに携帯にメールが届く。長男からだった。マメに連絡してくるヤツじゃないので、何事かと読み進めると、現在の職場での勤務が今月末までになったという。彼は正社員の派遣エンジニアなので、これで職を失ったわけではない。派遣を受け入れている側としては、コストも気になるだろうけれど、かなり専門的で高いレベルの業務をさせてもらっていたようなので、ちょっと意外。得意分野でスキルが活かせるようなつぎの派遣先がうまく見つかってくれるといいんだけど。
いつもとおなじハムトーストをブランチにする。午前中は洗濯をして、掃除機をかけて、再配達を依頼していたゆうパックの到着を待っておしまい。12時45分に走りにでる。きょうは風もほとんどなくランニング日和。本日の目的地は「湯島天神の梅まつり」。目標は30kmオーバー。
川越街道を大山へ。大山のアーケード商店街を駆け抜け、山手通りを渡って中山道へ。西巣鴨から武蔵野中学・高校の前を通る。レスリングの浜口京子の出身校らしい。「祝・オリンピック出場」という大きな看板が「まだ」掲示されていた。道をはさんだ東京外国語大学の跡地では住宅建設が進んでいた。染井銀座商店街から霜降橋へ。山手線をくぐろうと進んだところで左手に急坂が見える。おぉ。これはこれはと走り進む。坂を登り切ると聖学院。この間走った田端駅への近道に出る。
田端~西日暮里~日暮里と坂とお寺盛りだくさんの道を進み、三崎(さんさき)坂をきょうは下り、「へび道」へ。不忍池の脇を抜ければ湯島天神はすぐ。夫婦坂から境内へ。期待していた「梅」はまだ見頃には早かった。それでも、きょうから「梅まつり」ということで、合格祈願の学生さんも相まって、さほど広くない境内は人で埋まっていた。そして、まつりにはお決まりの屋台もでていて、いいニオイを漂わせていた。ここでは、長男の勤務先が早く決まってくれることをお願いしてくる。
切通坂を上って本郷へ、東富坂を下って春日。陽射しにキラキラ輝くジェットコースターの軌道を横に見ながら富坂を駆け上がる。小石川郵便局の先で地下鉄丸ノ内線の検車区へ急な階段を駆け下り、拓殖大学の横を駆け上がり、跡見学園とお茶の水女子大の間を下り、目白台へ駆け上がる。日本女子大から目白通りへ。学習院大学の前を抜け、椎名町へ。ここからは西武線に沿って走り慣れた(?)道を帰ってくる。
トータルは30.5kmで目標はクリアできたが、課題はいっぱい。湯島天神から帰路に入った頃から、ふくらはぎにハリを感じるようになり、椎名町からの西武線沿いの走り慣れた道に入ってからは、歩き出したくなる弱気を抑え込みながらの走りとなった。シャワーを浴びている時、攣りそうになったりもした。気をつけて手入れをしているのに、両足のかかとがひび割れた。右足は小指の付け根もパックリ。走りそのものには問題ないとは思うけれど、こちらもモチベーションには影響ありだな。
今週も映画。きょうはレイトショーではなく18時30分からの回で「ベンジャミンバトン~数奇な人生」を観る。3時間の長尺、レイトショーだと終わりが1時近くになってしまうので、たまったポイントを使った次第。長いとは感じない3時間だったけれど、深く人生について考えさせられるような「感動作」という感じではない。それでも、老いるということ、歳を重ねるということ、永遠ということ・・・、思うところはいろいろ。端的にいえば「永遠」はないということ、老いるとはひとつひとつ失っていくということことかなぁ。
ドラッグストアで買い物をしてからうちに戻る。夕食は、鶏肉のソテーと、きのう作ったげそと大根の煮物、お味噌汁の具にははんぺん。おなかいっぱいになってあたたかくなると映画を観て考えていた「老いること」「失うこと」なんていうマイナスな思いが頭から消える。単純だなぁ、わたし。
さて、あしたはどうしよう。少し仕事を進めておかないと週明けがつらいかなぁ・・・。
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