2009.02.20 出鱈目
今週つづいた朝いちばんの仕事がきょうはない。なので、6時起きでなくてもいいと、ちょっと気持ちをゆるめて眠りについたのが2時10分。平日の定番としてある6時30分のアラームを止めた記憶があるが、起き出すことなくまたまぶたを閉じていたようだ。夢を見つつの浅い眠りだったようだが、ハッと気がついたら7時05分だった。決して遅いわけではないが、ちょっとドキッとした。そして「よくぞ、ちゃんと起きた!」とじぶんを褒めた。(たしか6時45分にアラームをセットしていたはずなのだけど・・・危ない危ない)
きょうの牡羊座は4位。「抱えていた問題が解決へ。前向きな姿勢がポイント。」とコメントがついていた。ホントにそうなればいいなぁ・・・とかすかに期待を寄せたが、結果は真逆に出た。
会計系のシステムと、在庫や商品マスタ管理のシステムが並行して動いていて、その両方の数字を管理しているのだが、あたらしく昨年10月に導入した商品管理系の基幹システムは、リリースからしばらく運用の混乱が続いて、臨時のアルバイトさんを動員して入力作業を行ったり、週末も出社してデータの入力作業をなんとかギリギリでまわしてきていた。
その結果、検証してみると双方のシステムの間に差違が生じてしまった。ものの流れはひとつなので、当然のことながら、双方は消費税の四捨五入くらいの誤差はあったとしても、数字が狂うはずがないもの。でも、差違は厳然としていて、このところ、その検証に時間を費やしている。そして、きょう、ここまでに判明した事象を報告することになっていた。
ルーティンの業務をまわしながらの検証なので、伝票の1行1行までつきあわせることができていなくて、大きな数字のズレはつかめたが、消費税のズレとかたづけることのできない4桁の数字の差違の説明がつかないものがいくつかある。おおよその想像できる範囲で説明をしていると、「なんだか出鱈目を言われているような気がしちゃうんだよね」と言われた。
たしかに「推測」でしかないので、出鱈目と言われれば返す言葉がない。あとで「まぁ、混乱していたし複数の手が入ってしまったからなぁ」とフォローされたが、「出鱈目」ということばは少なからずショックだった。
フロントサイドの仕事と違って、派手さはないし、やり遂げられたというような充足感も若干乏しい。そして何より「正確」であることが必須であり、当然のことと受け止められるのがバックの仕事だ。それはそれでやりがいがあるし、キライではない。ただ、限られた工数の中でなんとかギリギリのところで間に合わせてきただけなので、都度、検証する余裕がないままきてしまったし、ダブルチェックする体制になっていない。決して他意があっての発言でないことは重々承知しているつもりだが、それをもって「出鱈目」と言われてしまうと正直へこむ。
22時を過ぎて、週末で早々と一人きりとなったフロアでため息をつく。ホントは、その検証の続きをしていきたいのだが、どうにもテンションがあがらない。土日のどちらかに出てくればいいかぁ・・・。
今、読んでいる山本幸久の「凸凹デイズ」に、こんなフレーズがあった。「才能がある人間が努力してこそ、実を結ぶものなのよ。才能がない人間がいくら努力しても、ただの徒労」あぁ・・・。
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