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2009/02/28

2009.02.27 障害対応

 けさも6時起床。冷たい雨が降っている。きょうはこの朝の気温のまま寒い一日になるという予報に、午後に上野までで帰る予定があるので、暖かくして出かけなくては・・・とセーターを引っ張り出す。お弁当のおかずは、はんぺんとほうれん草の玉子とじ。きのうの夜中に作っておいたので、けさも7時にはうちを出る。

 けさも9分発の新木場行きの小竹向原での急行乗り換えを試してみるが、どうも構造的に(?)9分には氷川台に到着しないようで、ダイヤでは1分の余裕があるはずなのに、けさも新木場行きが小竹向原のホームにすべり込んでいくときには、急行が走り出していった。う~ん、こんなことならはじめから16分発の渋谷行き狙いでゆっくり出てくればよかった・・・。

 きのう発生した基幹システムの障害は、夜のうちに連絡しておいたメールを確認する前に、たまたまきょう予定されていた別の修正プログラムのリリース作業に工数をとられたようで、対応が後回しとなった。対応しはじめてもらったものの、なかなか原因が特定されなくて、いつ復旧するかがわからないという事態になる。

 「基幹」なのにこの対応はおかしくないかという強い憤りの声が社内に上がる。現場での混乱を避けるために、早速と週末までの回避策を決めたりして、まるで週末には何も対応が行われないように読めてしまうわたしの書き方もまずかった。顛末書が必要な事態だということを認識させる。今後の対応策を文書で出させる。損失の補填を求める。それくらいの対応が必要だという話となる。とにもかくにもわたしの弱腰がまずいということなのだと理解する。

 またまた「北風と太陽」の話を思い出す。たしかに、ある意味「ビビらせたり」「手強いぞと思わせたり」というのも、解決を急がせるひとつの手段と思う。わたしとて、某コピー機のリース会社相手に、タフネゴシエーションで機器の交換とリース料の返還を実現させたこともある。意外に「クレーマー」だったりもする。ただ、今回の件についていえば、担当者レベルでは「太陽」路線のほうが・・・とは思っていた。

 ただ、こうなれば対応は簡単。わたしはそうでもないのだけど、会社がね・・・と、悪者を別にしたててしまえば、何でも言える。ということで「補償(補填)」や「会社対会社の公式な文書での回答」などをちらつかせて迅速な対応を促すことに。

 結果、22時過ぎに障害の原因が特定され、0時過ぎに修正プログラムのリリースが完了した。北風が解決を早くしたのか、太陽政策がよかったのかどうかは定かではないが、何はともあれ、「基幹システム」だけにすこしでも早く解決したことは幸いだ。

 きょうの東京はお昼前から雪になった。朝の気温がそのままどころか、日中に向けて気温が下がっていった。午後、上野に向かったときには雨になっていたが、セーターを着込んでいって正解だった。きょうも雨の中、千代田線湯島から歩いたのだが、きのうに引き続き読んでいる小川糸の「喋々喃々」には、湯島天神も出てきた。身近に感じられるというお話もいいものだ。

 どうやら出てくるお店は実在しているお店のようだ。それらを巡ってみるのも楽しそうだ・・・。この週末は無理そうだけど、いつかはきっと・・・と思いつつ、終電近くの副都心線でページを繰りながら帰ってきた。長い1週間が終わった。あしたは、ちょっと朝寝を楽しんだあとは洗濯だなぁ・・・。

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