2009.03.07 希望と勇気
8時30分起床。睡眠時間は5時間40分だけど、昨夜は「ハイボール」を美味しくいただいたので熟睡できて、スッキリ起き出せた。午前中は、掃除機をかけて、燃えるゴミを出して、走りにでる。
先週、突然発症した左ふくらはぎの炎症は、ふつうにしている分には、もうすっかりそれを感じさせないが、階段を下るときや朝の起き抜けには、わずかに鈍く炎症が張り付いている感じがある。経験則からいうと、徐々にその位置が下がっていっていることから、走って治せる状態になってきている(と、素人判断する)。
それでも、また突然に!という心配もあるので、いつでも戻れるように、きょうはご近所の住宅街の路地や坂を巡る。約1時間かけて10.3km走る。とりあえず、10kmではとくに問題なかった。ホッ・・・。
お昼ごはんは、まるまると太った「丸アジ」の塩焼き、玉子スープ、冷や奴。
サッと片づけて会社へ向かう。往きの副都心線の中で、石田衣良の「40」を読了。40歳、人生の半分、しかもいいほうの半分が終わってしまったと感じている人たちの話。53歳のわたしなど、この説に則ればもうこの先に楽しみのかけらもないじゃないの・・・っていいたくなる。わたしは40の時にはそんな感じ方はしてなかったなぁ。たしかに、いろいろ面でピークを越えてしまっていたことはたしかだけど、まだまだじゅうぶんに「希望」も抱いていたように思う。
40で躓いている人に、少しばかりの希望の灯と、勇気の温かさを感じさせてくれる連作集だけど、それは53歳のわたしにもかなりしみてくるものだった。そして、最後の1編にはやられた。地下鉄の車内なのに、涙がどっとあふれて止まらなくなった。幸いマスクをしているので、なんとか目立たずにすんだかなぁ・・・。
解説の吉田伸子もおなじところを引用していたが、いちばんのお気に入りのフレーズ・・・
「余計な荷物を全部捨ててしまっても、人生には残るものがある。それは気もちよく晴れた空や、大切な人のひと言といった、ごくあたりまえのかんたんなことばかりだ。そうした『かんたん』を頼りに生きていけば、しあわせは誰にでも手の届くところにあるはずだ」
13時50分から19時50分まで黙々とデータ入力などのルーティンワークをこなす。きょうはそこそこ捗ったという手応え。出てきてよかったなぁ・・・。でも、まだまだやらなくちゃいけないことはあれとこれとそれも・・・という状態。
夕食は、きのう半額で買えたオージービーフでカレーを作る。豆腐とダイコンのサラダも添えた。サッと片づけて、22時からの回で「ジェネラルルージュの凱旋」を観る。原作とは大きく変わっている。詳しくはネタバレになるので書かないが、ミステリー色が薄まったかなぁ。
さて、あしたは、名古屋から化粧品店時代の知り合いが訪ねて来てくれ、うちの現場をアテンドする。もちろん会社のOKもとってある。久しぶりのみなさん、状況は決して明るくはないと思うけれど、「40」ではないが、希望と勇気が感じられる話ができるといいな。
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