2009.03.31 一区切り
棚卸は4時40分に終了した。今回はスムーズに進み、これまでで最も早く終了した。前日の上野店にひきつづきというメンバーだったことで、商品に慣れていたということもあるし、抽出して送ったマスタの精度も高かったということもあるだろう。5時にまだ明け切らぬ新宿の街に出て、5時12分、新宿三丁目駅発の副都心線で帰ってくる。
氷川台に着いて、24時間営業でこの時間もやっている「マクド」「すき家」「松屋」のどこかで腹ごしらえとも思ったのだが、さしておなかも空いていないので、そのままうちに帰り、バナナとヨーグルトを食べて眠りにつく。11時少し前まで5時間近く眠れた。ふだんより睡眠時間が長い(?)。これも順調に作業が終わってくれたおかげ。
トーストでブランチにして、12時過ぎに会社に向かう。13時ちょっと前から23時40分まで、3月を締め、あすからの4月に備える作業をコツコツと・・・。あすの入社式の準備は社長に手伝ってもらったりした。
0時30分過ぎの帰り道。まだ火曜日だけど、なんだか木曜とか金曜というような感覚。疲れているというわけではないのだけどね。
ブックオフで買った重松清の旧作「ビタミンF」を読了。37~8歳といえば、男としてちょっと中途半端な年齢。まだ人生の折り返し点はまわっていないが、老いていく親のこと、そろそろ中間管理職的な立場になるしごとのこと、小学校高学年とか中学とか、むつかしい年齢に差しかかるこどもたち、そして、気持ちはまだまだ「若い」と思っていてもからだは正直だったりする。そんな年代のいくつかの家族が語られる。抱える問題に、ちょっと明るい兆しもみえたりするが、そのとおりにいくかどうかはわからない。ハッピーエンドだったり、いかにもフィクションというような大団円に至らないのが、重松清らしくていい。
こどもたちにとっていい父親だったかどうか・・・。自信があるとはいわないけれど、「「ダメな父親」ではなかったと思う。長男は新しいステップに向けて、きのうきょうで引越をしているはず。4月からいいリスタートが切れるといいのだが。次男は、あした(あ、もうきょうだなぁ)から社会人としての歩みをはじめる。親としては、一区切りといえるかな。
わたしの親、そしてじぶんの親の世話をし、かつては化粧品店の最前面に立ち、わたしのわがままを許してきてくれた妻には、いい「夫」だったとは言えない気分。「ビタミンF」と違って、もう人生の折り返しは過ぎ、ひょっとするともう最終コーナーを回ろうとしているかもしれないわたしだけど、報いてあげられる時間はまだあるだろうなぁ。
・・・なんて、ホッコリとあたたかい気持ちになりつつ、足もとを見つめられるのは重松清マジックだなぁ。4月になるとまたひとつ歳を重ねることになる。でも、老いるということには怖さは感じないわたしだったりする。
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