8時起床。7時間眠れた。名古屋2日目の最初の用事は昨年3月にオープンした巨大ショッピングセンター「イオン大高ショッピングセンター」。新幹線から見えるこのショッピングセーターは、今月まで名古屋市内最大の規模を誇っていた。サイトによると、核店舗のジャスコの他に190の専門店が入っているという。
わたしのお目当ては、その専門店のひとつ「ユニクロ」の本日の日替わり超目玉商品の「長袖シャツ」690円也! 土地区画整理組合が造成したこの場所には、信号の少ない国道23号を使うと15分足らずで到着。直線距離ではもっと近いであろう熱田やみなとのそれぞれイオンショッピングセンターよりも速い。
朝9時の開店の数分前に到着。さすがにまだ1階の平面駐車場もガラガラで、テナントの集まるイオンモールの入り口のすぐ近くに車を停められた。ことし3月にはJR東海道線南大高駅が目の前に開業してペデストリアンデッキでつながっている。それでも4000台収容という駐車場のキャパを考えるまでもなく、名古屋的には車での来店が圧倒的なようだ。現に11時すぎに帰ろうとしたときには、環状302号に駐車場入り口から長蛇の列ができていた。
お目当てのユニクロ超目玉は、案の定というか、それはないぜ!なのか、サイズが不揃いで、Mサイズはホントに少ない。おなじ目的の男性客が数人。棚を眺めては残念そうに立ち去っていった。個人的には一応2枚ゲット。「早起きは三文の得」である。ダークインディゴのスリムジーンズも購入。それでも5点で5600円ほど。特売狙いで申し訳ないけれど、賢い消費者にならなくちゃ。
その後、ちょっと型くずれが気になりだしている通勤用のトートバックを探しながらだだっ広い(天井が高いから余計にそう感じる)店内を見て回る。時間の経過とともに人が増えてきたが、これは日曜日だからだろう。平日は厳しいだろうなぁ・・・と流通業に身を置くものとしては、採算ラインを考えてしまう。総じて店舗スタッフの数が少なく感じられたが、そのあたりにも厳しさが見てとれる。
結局、トートバックは「無印良品」で購入。たしかに東京ではなかなか「ショッピング」に時間を割けないでいるのだけど、わざわざ名古屋で買って新幹線に乗せて持って帰ることでもないというのはご愛嬌。
お昼に、家族5人全員揃って「名古屋市長選挙」へ。住民票を移さずじまいなのでこちらに選挙権がある。そのまま車で移動して、星崎のちょっと話題になっている「蕎麦処」へ。新幹線の測道からまだ少し住宅街に入ったところにあるこのお店。ジャズが静かに流れ、黒を基調にしたインテリアでいただくお蕎麦は・・・。まぁ、人それぞれの価値観ということにしておきましょう。こんなお洒落で隠れ家的なお店が「南区」でやっていけるのだろうか・・・って感じかな。
ただ、接客業としては、けっして人数が足りないとは思えないのに、おしぼりやお茶のでるタイミング、オーダーを取りに来るタイミング、最後のちりめんじゃこのかかったごはんのでるタイミング、そば湯を持ってくるタイミング、そのすべてが遅かった。せかせかと蕎麦をすすって食べるお店ではないことは割り引いても、ホールのスタッフの動きには問題ありだな。
そして今日のMain event(今回の帰省のMain eventでもある)は、親戚の結婚式と披露宴。従兄弟の次男なので、これまでに会ったことはホンの数えるくらい。会話を親しく交わしたこともないので、正直なところ、感慨はイマイチ感じられないが、ちょうどうちの長男と同い年。うちには、いつこういう日がくるのだろう・・・という複雑な思いは感じられた。
会場となったのは、瑞穂競技場(きょうはグランパスとマリノスの試合があった)のすぐ東にまだ最近できたばかりのレストランウエディングのお店。最近の流れとして、仲人を立てず、長ったらしい祝辞を並べず、堅苦しくなくカジュアルにというのは、参列する側にも肩が凝らず楽だ。何より乾杯までが早いのがいい。(って思うのは、呑兵衛だけか?)
友達中心の会費制パーティではないので、一応定番の両親への花束贈呈、両家を代表しての謝辞、新郎の謝辞などが最後に組まれている。そこまでおだやかにリラックスした感じで、みずからも披露宴を楽しんでいたように見えていた新郎くんが、ここにきて感極まって涙をこぼしていたのに「もらい泣き」。すっかり父親の気分になっていた。うちは女の娘はいないけれど、花嫁の父の心境たるやいかばかり。
この地方らしい両家の心配りの品がいっぱい入った紙袋を下げて帰宅。なんだか、カジュアルな面と古式蒼然たる面(それほど大げさではないが)が混ざり合って、居心地は悪くなかったけれど、中途半端な感じも少し。きょう接した接客業の中では上出来だっただけに、ちょっと残念といったところ。
あしたは、金融関係の対応をチェックする(?)予定だ。