2009.05.29 食を考える
6時30分起床。きょうも雨だ。きょうのお弁当のおかずは、豚ロースのソテーと、ニンジンをボイルしたもの。刻んだキャベツも敷いた。朝、起きてから作るので、手際が必要だ。そのあたりは経験がなせる技という感じ。
けさのめざましテレビの7時のニュースコーナーのトップは「草彅くん復帰」。まぁ、それがこの番組の個性だからべつにかまわない。新聞の1面や社会面のトップニュース的なものを見たければ、他の局を観ればいいだけのこと。
新聞の1面トップにも個性があって然るべき。けさの朝日新聞1面トップは「減反で米価を維持しようとすると10年後には国費負担が今の2倍以上にふくらむ」という記事。管轄する省庁の試算とのことだが、身内の試算は往々にして自らの都合にいいような数字となることがあるから、鵜呑みにはできないが、ただでさえ食糧自給率が低いこの国にとっては由々しき問題だよなぁと思う。「主食」である米の話だもんね。
わたしは、営農しようなどとは更々思ってない。まずもって力仕事だろうし、生き物である植物相手だから、何日も休んでいられないはずだ。だから、農家のみなさんには感謝の思いでいっぱいになる。
先週益子に出かけたとき、栃木県に入ると車窓から白銀のように輝いていた収穫間近の大麦畑がそこここに見えた。田植えが終わったばかりの田んぼも若い息吹のようなものを感じられた。米価や麦価が維持できなくなって価格が下落するとなると、消費者として一瞬はよろこばしいことに思えるが、そのことで農業に見切りをつける人が増えれば、もっと大きな問題が生じることになる。
氷川台駅に向かう途中の畑では、春キャベツが収穫の時を迎えている。スーパーで買うときの1玉の金額を考えれば、この畑一面のキャベツで得られる収入のことを思わざるを得ない。苗を植えてから収穫までに数ヶ月もかかるし・・・。ほんと農家にみなさんには感謝しなくちゃ・・・と会社へ向かった。
めずらしく「社会問題」を考えながらの通勤だったが、会社に出てみれば、山になった仕事の前に「米価」も「キャベツの値段」も考えている余裕がない。仕事はキライじゃないから苦にはならないが、策を講じていないわけではないのになぁ・・・という苦い思いは残る。
退社は22時10分。サミットストアに寄ってから帰ってくる。この週末はお天気がイマイチ。陽射しをあびながらのランニングも、ふとんを干すのも叶えられそうもない。どちらか1日は出勤するとして、残りの1日は、買い置きしてあった常備品が乏しくなってしまった分の買い物に走らなくちゃ・・・と、折り込みチラシの「比較検討」に取り組む金曜深夜のわたしだ。「おっ、マヨネーズが安く出ている!」
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