2009.07.08 属人的
6時40分起床。3段階にセットしたアラームの最後で起きだした。前の2回は、夢の中で聴いたような気もするがハッキリした記憶がない。新聞を取りにいこうとドアを開けると屋根が濡れていた。新聞はビニールにくるまれていなかったので、どうやら、雨が降ったのは少し前のようだ。きのうの深夜はキレイに月が見えていたのにな・・・。
朝食を摂りながら、アジを塩焼きにする。さすがに丸のまま1匹をおかずに持っていくわけにはいかないので、身をほぐして持っていくことにした。見栄えはあまりよくないけど、まぁそれはしかたない。テキパキと準備をして7時47分の渋谷行きに乗る。駅に向かう道、ポツリと雨が落ちてきたが、なんとか降り出す前に電車に乗れ、乃木坂でも傘が要らない程度の小雨で濡れずにすんだ。
きょうも、ルーティンの仕事以外はすべて後回しにして、ひたすら「月次決算」を締める作業に従事。「厳しい」と口にしていたからなのだろう、以前から一緒に作業をして業務の流れをつかみたいと言っていた親会社の経理担当のSさんが手伝いに来てくれた。手間のかかる作業をいくつか請け負ってもらったので、ずいぶん助かった。でも、いざ手伝ってもらうとして、どのように業務内容を伝えるかでちょっと苦労した。
以前から、わたしの仕事のしかたは「属人的」だと言われてきたけれど、きょうはまさにそのことが露呈した感じ。システムをうまく活用するとともに、わかりやすいマニュアルを用意して、「誰でもすぐに」業務に携われるようにしておくというのがわたしのミッションだったのだが、ついつい先送りしてきたから、きょうのようなことが起きてしまうのだなと反省。
もっとも、経理、総務、人事といったバック系の業務を、わたしとアルバイトのYさんのふたりでカバーしているので、どうしても「属人的」になりやすいのだけど・・・。
きょう取り組んだ3ヶ月に1回(四半期に1回)の実地棚卸のデータ処理は、じぶんでもマニュアルを残しておくべきだったと後悔しきり。はじめに、ピポッドテーブルか何かで重複をチェックしておかなくてはいけないことや、マスタもおなじように処理してからACCESSでデータをまとめることとか、システムに取り込む前には、固定長のデータをテキストファイルにして、500件ずつのファイルを分割する・・・など、3ヶ月に1回のことだから「じぶんのためにも」マニュアルにしておくべきだったなぁ・・・。と、「あとの祭り」。
23時30分まで粘ったけれど、メドは立ったような立たないような。眠くなってきてしまったのでここで退社。あしたが本当の正念場。(いや、ほんとはきょう中にあがっているはずだったのになぁ)
熊谷達也の「七夕しぐれ」を本日読了。わたしより3歳年下の熊谷達也の自らの体験が下敷きになっているのかなぁ・・・。だとすると、1969年頃の話か。11歳、小学校5年生の和也のひと夏の「冒険」は、正義を貫き通した話。あまずっぱい「体験」ではなく、正義を貫く闘いといっても、それほど大げさなものではない。でも、じぶんのこどもの頃を「遠い目」で思いだしては、うんうんとうなずきながらページを繰っていった。じんわりとあたたかい気持ちになれた。仕事でちょっと「窮屈に追い込まれた」感じがしていたところには、このほぐれていく感じがちょうどいい。
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