2009.07.10 悔いなし
けさも6時15分起床。睡眠時間はきょうもジャスト4時間。はんぺんをバターで焼き、フライパンの横で目玉焼をつくる。これにマヨネーズをかけたものがお弁当のおかず。7時26分の通勤急行に間に合い。7時55分にオフィスのカギを開ける。
月次決算に基づく「損益計算書」は本日午後のグループ会議に提出される。データの整合性の検証に親会社の担当のところに行ってもらったYさんの帰りを待っていた時間もあった(もちろん、その間も遊んでいたわけではない。同じく今日が〆切の給与事務を急いでいた)が、最後の最後まで直しが入って、最後は社長自らプリントして会議に持っていってもらうというギリギリの作業となる。
この作業については、もともと「自信」のかけらもないから、失うものはないけれど、それにしても・・・だ。
本日は、22時30分退社。実地棚卸のデータを取込可能な形式に変換する作業をもう少し・・・と思ったけれど、いつもより早くひとりきりになってしまったオフィスで、ちょっと気持ちが萎えてしまった。今週はフルスロットルで突き抜けた1週間だったから、きょうのところはまぁいいか。
帰りの電車の中で、池澤夏樹の「キップをなくして」を読了。キップをなくしてしまったために改札口からでられなくなってしまった(実際には、精算キップを買えばでられるのだが)こどもたちが、ステーションキッズ(駅の子)として、仲間たちと暮らしていろいろなことを学んでいくという話。
いろいろな個性持ったこどもたちがコミュニティをつくっていく中で学ぶことも多いし、ひとりの小さな女の娘から「死ぬということ」「死んだあとの世界はどうなっている」「残された家族は・・・」という疑問に答えを得ていく。もちろん、誰も見たことのないはずの世界だからフィクションだけど。
そして、舞台が「駅」であり「鉄道」だったりするので鉄分の多い人には、ニンマリする仕掛けが満載。読みながらそういえばこどもの頃、「電車の車掌さん」になりたいと思っていたっけと思い出す。この間、天文学者になりたかったと書いた気がする。よわっちいこどもの処世術として、広く浅く知識を持ち、そのことで誰とでも話を合わせられるようにするというこども時代を過ごしたわたしには、なりたい職業はいろいろあった。「鉄分」関連でいえば、鉄道のダイヤを作る「スジ屋さん」と呼ばれる職業にも就きたかった。
もっと深く知識を持つような生活をしていたら、違った人生だったかもしれないなと思う。あ、でも、今のじぶんに悔いがあるわけではない。経理業務には「自信」はまったく生まれていないが・・・。それとて「悔い」は感じない。情けない思いは強いけれど・・・。
さぁ、あしたはちょっとゆっくり眠ろうっと。
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