2009.07.14 烙印
けさも6時05分起床。朝から青空がひろがっていて暑くなりそう。明け方に目が覚めたりして眠りは浅かったが、目覚めの体調は悪くない。きょうは野菜揚げを軽く焼いて熱を通し、溶き卵をからめたものがおかず。7時08分にうちを出て21分発の渋谷行きに乗る。26分発の通勤急行に東新宿で抜かれることもあってか、かなり空いていて、小竹向原から座っていける。
8時前に会社のカギを開ける。きょう書かなくてはいけないのは何と言ってもわたしに押された「烙印」。毎月のようにギリギリになり、にもかかわらずあとから修正が必要となることが多かった「月次決算」。きのうもいかに迅速に,かつ正確に締めるかというミーティングをしたことは書いた。親会社の経理財務の専門チームの協力を今まで以上に仰ぐことになった。それでも、それはわたしとしてはちょっとハードルが高いという感触であることも書いた。
そんなわたしの対応に危機感を抱かれたのか、全面的に親会社のチームが関わることが決まった。これは、簡単にいえば、「もうお前だけに任せておくわけにはいかない」という烙印が押されたということ。それでも、気持ちのどこかに「よかったぁ」と感じているところがある。正直、経理・財務の業務を負担に感じていたことは事実だ。
この決定を伝えられた時、「本来の業務に専念してもらうため」とか「伊藤さんにはもっと違う業務でがんばってもらいたいと期待している部分があるから」というようなことばをもらった。額面通り受け取ればありがたいことばだし、苦手意識を抱えていた業務を切り離してもらえたのだから、期待に応えるようにがんばるだけだ。
少ない人数でバックグラウンドの業務をコンパクトにこなすという会社の方針からすると、業務があふれていたからと弱音は吐きたくないが、正直、抱えている量は多いなぁとは思っていた。だから、烙印を押されたとはいえ安堵の気持ちもある。ただ、本来わたしに求められていた業務(ミッション)が達成できなかったという事実は残る。これを以てただちに「クビ」になることはないと思う(?)が、会社の要の業務をやり遂げられなかったことで、評価が下がることは明らかだ。
安堵と落胆、あらたな希望と激しい自己嫌悪、相反する思いが駆け巡る。この業務引継の資料も作らなくてはいけないし、タイムリミットが目前に迫っている作業も複数あるが、早速と誰もいなくなってしまったオフィスのガランとした雰囲気の中で、モチベーションが落ちてなんとなく仕事が手につかなくなってしまい、22時20分に会社を出た。
くよくよしない、あとに引きずらないのがわたしの取り柄。あしたは何事もなかったように仕事に取り組んでいるじぶんがいるはず。いや、そうでなくちゃ、溜まった業務から考えても大変だ。うん、だいじょうぶ。鏡の中のわたしはそう言っているようだ。あ、白髪染めしなくちゃ・・・。
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