2009.10.19 読書の秋
6時起床。青空がひろがっているようだが、日の出が少しずつ遅くなっていることもあって、この時間では陽射しが部屋を明るく照らすことがなくなってきた。そのせいでもあるまいが、5時間ちょっと眠れたにもかかわらずなんとなく眠くてスッキリししない。
お弁当のおかずは、きのう多めに作っておいた厚揚げやニンジンなどの煮物。7時16分の各停に乗るのはこのところのパターン。7時52分にオフィスのカギを開ける。きょうからうちのチームにあたらしいメンバーが加わる。業務を引き継いでいくのだが、どこからどう取り掛かったらいいものか考える。
本日は、ビルへの入退館のしかたからはじまって、各フロアや自販機の紹介、そして業務のレクチャーと、多くの時間をあたらしく加わってくれたTさんへの対応に使う。じぶんのかかえている課題に取り掛かれたのは夜20時過ぎ。もちろん、業務を分担できれば、これまでよりもうんと楽になることは明白なので、ありがたいと思いこそすれ、恨み言など生まれるはずはない。
でも、本音をいうときょうはちょっとキツかった。いくつかの業務はあすの朝に持ち越した。いつも朝いちばんにしてきた作業もあした引き継ぐので、早めに出勤すれば朝の時間をきょう持ち越したものに使えるはずだ。
今読んでいるのが、池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」。フィクションだけど、走行中のトレーラーのタイヤが突然はずれて飛んで母子を直撃、母親が死亡するという「事件」からはじまるおよそ時代からずれた財閥系自動車会社と、加害者にされることで会社の存続まで危うくなる中小運送会社の社長・・・という設定は、あの「事件」とリコール隠しが問われたあのメーカーが容易に思い浮かぶ。
上下2巻の大作だが、ぐいぐいと読み進められる。会社って誰のもの? 仕事のやりがいは何に求めるの? 過ちを素直に認める勇気? いろいろ感じるところがある。社会派小説に分類されるのだろうが、それよりも人間ドラマの色合いが強い。あすには上巻を読み切れるかな。夜、手にとりたい気持もあるが、そうなるとますます眠る時間がなくなってしまう。いくら「読書の秋」とはいえ、それはすまい。
あしたのお弁当は何にしようかなぁ・・・・。
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