2009.10.28 ひねり
けさも6時に目を覚ます。きょうもスッキリとした青空がひろがっているようだ。でも、目覚めのからだは全然スッキリしていない。「う~ん」と一瞬唸ってあと少し眠ることにする。次のアラームは6時15分。たかが15分、されど15分だ。
あっという間に6時15分になる。意を決してベッドを抜け出す。きのう夜中に洗濯して部屋干ししておいた洗濯物をベランダに出す。大きく深呼吸をして、朝の清々しい空気に包まれて、からだがしゃっきりと起きだすのを感じる・・・と書きたいところだが、う~ん、いいお天気になりそうだって感じただけで、さっさと部屋に戻ってしまったわたしだ。
きょうのお弁当は、刻んだキャベツを炒めて、その上に焼いたシュウマイをのせる。手抜きだなぁ・・・。それでも、15分の二度寝を許した気持ちの低調さが災いしたのか、全体にのんびりしてしまったせいか、うちを出たのは7時30分過ぎ。起きだしたのは15分の遅れだったのに、うちを出たのは30分遅れだった。
7時47分の渋谷行き各駅停車は、51分発の通勤急行に東新宿で追い抜かれた。会社着は8時24分。こちらもちょうどきのうより30分遅い。(これでもじゅうぶん早く、カギはわたしが開ける)通勤のお供はきょうまで萩原浩の「四度目の氷河期」。内容を何もしらないまま萩原浩というだけでカゴに入れた文庫本だけど、じゅうぶんに楽しめた。いつもは設定に「ひねり」が効かされているのだが、今回はストレートな青春小説といった趣。
父親を知らず、母ひとり子ひとりの暮らしの中で少しずつおとなになっていく(じぶんのアイデンティティを見つけていく)様を描いている。主人公の少年は、小学生の頃から「じぶんはクロマニヨン人の子どもだ」と思い込んでいる。(こういう設定も「ひねり」のうちか?)世の中的には大したこととはみなされなくても、市井の人には、とてつもなく大事件だったりするのは、こういう青春小説の常なるところ。
紆余曲折を経たあと大学生になる春までが描かれているが、その先には、心の重荷を傍らに置いて、あたらしい道へ歩み出していけるだろうという「兆し」の残して600ページ強の長編は終わる。読後感はよい。
化粧品販売の現場で、接客をしなくなって5年ちかくの時が経ったが、来月、某社のセミナーを受けることになった。それも、いくつかのステップを踏んだ上でしか参加できない「上位」のレイヤーのセミナーだ。過去に持っていた受講履歴のいくつかが認められたことで、「飛び級」のようなかたちで参加するのだが、現役を退いてここまで間が空くと、リニューアルも何世代目かになっているから、正直「浦島太郎」状態。果たして内容についていけるのだろうか。ちょっと首をひねらざるを得ない。不安だ・・・。でも、なるようにしかならない、がんばろっと。その前に「予習」は必要だな。
本日の退社は22時25分。明治神宮前駅の乗り換え通路の漏水は、秋晴れ二日目にもかかわらず、まだ続いている。あらたに天井に張られた透明ビニールシートの真ん中には水たまりができている。あれが重みでくずれたら大変だ。
今夜は、あすのお弁当用にホウレンソウとはんぺん、ちくわを煮てみた。玉子とじにしようと思ったのだが、玉子の買い置きがなかった。残念、
あしたは二度寝をしなくてもすっきり起きられますように。
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