2009.11.05 カルピスコーク
6時起床。睡眠時間3時間45分。寒さはゆるみ心地よい朝、食器を洗う水の温度もがらっと変わった。きょうのお弁当のおかずは、ちょっと多めに作って冷凍しておいたお手製のハンバーグ。朝食をとっている間に付け合わせのニンジンを茹でる。
けさも7時21分の各駅停車に乗ると決めて10分にうちを出る。駅に向かう道、すぐ前を歩く男子高校生はマフラーを巻いている。制服でできない「おしゃれ」の表現だとしても、きょうはそこまで寒くはないだろう・・・と思いつつ、目を先に向けると10mくらいまえを歩いているサラリーマン氏は、上着を手にワイシャツ1枚で歩いている。う~ん、これまた極端な・・・そこまで気温は上がってないでしょうに。
にこにこしながら出勤してきたTさん、「なんだか急にカルピスが飲みたくなっちゃって」とカルピスウオーターの500mlロング缶を手にしている。「ときどきそういうことってありますよね」という話になり、「そうだね、カルピスコークとかはホントそうだったよね。」と応じると、怪訝そうな顔をされる。「あれ? カルピスコーク知らないの?」
その場にいたのは全員20代。誰ひとりとして「カルピスコーク」を知らなかった。あれっ?これって「昭和」の飲み物だっけ? それとも名古屋ローカルのもの? 知ってますよね?カルピスコーク。
トヨタがF1から撤退する。きのうの記者会見で涙の声を詰まらせていた山科専務の無念を思うとこちらも胸が痛む思いがする。たしかに、トヨタをもってしても、リーマンショック以後の巨額の赤字を思えば、年間数百億の負担は軽くない。会社経営という観点からみれば、この選択は誤りではないだろう。でも・・・、でもである。車って効率や利益追求やエコだけじゃないだろう。「夢」であり、「希望」であり、「こころのゆとり」という側面もあるはず。それを摘んでしまっていいものだろうか。
わたしは熱心なファンではなかったけれど、F1はずっと見てきた。原点は煙草のメーカーJ.P.S.がスポンサーだった頃のロータス。黒地に金色のロゴがかっこよかった。高校生だったかなぁ・・・。
今、明石家さんまが「しあわせってなんだっけ?」と唄うCMが流れている。これはまんまリバイバルだ。はじめてこのCMソングが流れたのは1986年だったらしい。たしかバブル景気に浮かれていた時だったはず。一億総中流でなんとなくみんな「豊かな」気分になっていたけれど、ホントに「しあわせ」だったのかなって気がする。
そして今である。不況でホントに冷え冷えとした世の中で、しあわせは「うまい醤油のあるうち」というのは妙に共感を覚えるね。外食よりも「うちめし」だよなぁ・・・って納得していたりする。けさのコラム「CM天気図」で天野祐吉が、「ぼくらはどこでどう間違えたんだろう。それをどう修正しながら歩いていけばいいんだろう」とおかしな時代になったことを考えさせられると書いていたが、わたしは「うまい醤油」はなくともやっぱりうちがいいなぁ。
本日は22時22分退社。きのうよりちょうど30分早かった。きょうはなんか「内向き」なわたしだけど、ほこほこ気持ちはあたたかいな。
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