2009.11.10 万寿子さんの庭
6時起床。睡眠時間4時間。けさも業務とかなりシンクロする夢を見ていた。べつに行き詰まっているわけではないけれどなぁ。お弁当のおかずは「生鮭」をバター焼きしたものと焼きダイコン。
めざましテレビの星占いは、おひつじ座の運気最高を伝えた。ひらめきがあるというようなことをいっていたが、実際の業務では、そんな劇的な進展はそうそうあることではない。いつもは業務の遅れや段取りの詰めの甘さを指摘されることの多い部内の定例ミーティングで、とくに指摘を受けることがなかったから、やっぱりいい星のめぐりだったのだろう。
夜、仕事の合間、ちょっと一息ついたときに見たニュースサイトで、整形手術をしながら逃亡をつづけていた市橋容疑者の逮捕を知る。一気に所在確認ができたことのきっかけとなった整形外科医の通報は、職業柄とはいえお手柄だったといえるのだろうな。同じニュースサイトで森繁久弥氏の死去も知る。またひとり「昭和」の名優が散った。
0時前のフジテレビ「ニュースJAPAN」。身柄が移送されてきた市橋容疑者がちょうど東京駅に着いたということもあって、生放送の大半を東京駅からの中継に割いていたが、中身のない無意味なコメントをくり返すだけのひどい「ニュース」だった。各社が東京駅上空にへりを飛ばしていたようだが、身柄の移送にそれほどの時間を割く必然性が感じられない。日頃「芸能ネタ」に強いフジテレビでさえ、森繁久弥氏の死去のニュースは完全に片隅に追いやられていた。
今、読んでいるのは黒野伸一の「万寿子さんの庭」。20歳短大卒で働き始めたばかりの女の娘と、78歳ひとり住まいの老女、2人の「乙女」の年齢差を越えた「友だち」としての交流のはなし。さっき残った数ページを読み切った。
後半は、一気に加速していく「ボケ」(痴呆)と介護といった、今の時代、そしてわたしたちの年代にとって切実な問題へと話が至る。軽いタッチで読ませながら、なかなか奥が深い。読みはじめの出会いの頃の「いじわるばあさん」ぶりに軽い気持ちで読み進んだのだが、まさかこういう展開となるとはねぇ・・・という感じ。感動の大作ではないが、じんわりとおだやかにしみるいい話だった。(ただ、最後ちょっと展開が急すぎたきらいもあるが)
あしたからは何を読もうかな? そうそう社内きっての読書家Kさんから千駄木の往来堂書店の手作りのチラシをもらった。いちど行ってみるといいですよとのこと。こんど谷根千に走って(笑)いったら寄ってみよう。
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