2009.11.27 同類の匂い
6時起床。きょうも睡眠時間3時間40分。今週は3時間台がつづくが体調は悪くない。昨夜のうちに作っておいたゴボウ巻きとはんぺんとエノキタケの煮物をおかずにして、いつものように7時21分の渋谷行き各停で会社に向かう。
会社着は7時55分。1階のキーボックスのところでビル清掃のYさんと会う。あいさつしながらキーを取り出そうとすると、キーが戻っていない。Yさんは「清掃のあと戻してますよ」というから、誰かもう出てきているのだということになる。エレベーターで4階に上がる。
社内にいたのはMくん。ちょうど今きたところらしいが、彼は昨夜、最終退社だったはず。いちばん遅く帰っていちばん早くくる・・・って、わたしの専売特許のようだったが、今、あふれんばかりの(いや、こぼれおちはじめている)仕事を抱えているMが、その後継者の座をおびやかしている(?)ことになるのか・・・。わが子のようなMくんだけに、「無理すんなよ」ってことばが思わず口をついて出てくる。
彼には、ついつい手伝ってあげたくなる「匂い」がある。夕方、POPパネルづくりでちょっと立ち往生している彼には、YさんもTさんもそしてもわたしも乗りだしていった。わたしたちは彼の所属している部とは違う部なのだが・・・。そういう「やさしさ」が、じつは彼の成長の妨げになるという考えもあるだろう。でもわが部の女性陣はその「やさしさ」に満ちている匂いがある。
23時40分、その「やさしさ」の匂いがするひとりのTさんと一緒に会社を出る。気になってしかたなかった手つかずの仕事を一気に片づけて「メッチャ、スッキリなんですけど!」とおよそ日付が変わる前の時間帯とは思えないさわやかな発言の彼女を、じゃぁ、打ち上げに呑みに行こうかと誘う。彼女ならつきあってくれるだろうという「匂い」を感じていた。
金曜の夜で超満員の山手線から西武池袋線に乗り継いで「江古田」へ。走っていて前からずっと気になっていた「山田くんのハイボール」のお店「ととしぐれ」の暖簾をくぐる。話していてダブルスコアだということに気づく。彼女はうちの長男より1つ年下だ。
外見上「几帳面そう」に見えてじつは・・・というあたりを入社間もないTさんには感じ取られていた。そんな引き継ぎも業務の指導も拙い上司であるわたしから、なんとなく同類という匂いを感じ取っていたらしい。「これってどうよ」ということはさておき、親子の歳の差を超えて、そんな「おとうさん」の与太話(?)につきあってくれて、話は盛り上がった。もちろん、話を合わせてくれたTさんのおかげではあるが・・・・。「人見知り」(?)のわたしとしてはめずらしいことだなぁ、どうもありがとう、Tさん。
気がつけば5時。「始発まで開いてます」というこのお店に本当に始発の時間までいてしまった。電車は動き始めていたが、寒くもないし、心地よい酔いに任せて、ぶらぶらと歩いて帰ってきた。届いていた「朝刊」を手に部屋のカギを開ける。うん、楽しい時間だった。
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