2010.02.02 感情の起伏
棚卸は、結局朝までかかりビルを出たのは6時30分。空調が止まった店内だけど、電気は全部つけたままにしていたこともあるのか、思ったより冷えてこなかったので、それほど雪は積もっていないんだろうなと予想していた。外に出てみると新宿駅東口では車道はもちろん、歩道もほとんど雪が積もっていなかった。地下鉄に乗るだけだから積もっていても一向に構わなかったのが、やっぱりホッとする。
氷川台には6時15分着。地上に出るとあららこちらは一面の雪景色。駅前からうちに向かう路地に入ると、車の轍以外はまだしっかり雪が残り、日の出前なのでそれが凍っている。足元に気をつけながらざくざくと帰っていく。新宿では積もってなくてホッとしたが、ここではちょっとうれしかったりする。
ビルを出てから駅に向かう途中で「午後出社」をメールしておいたので、とりあえず少し眠りにつくことにする。タイマーを11時から11時30分までに3段階かけておく。一度目は8時30分に目が覚めた。まだ2時間弱しか眠っていないし、午後出社を宣言しているしと再び眠りに。
夢を見た。紅白歌合戦のエンディングで使うネタを背中に背負って走っているわたし。なんとか、ギリギリに会場に飛び込むと、23時44分10秒までに曲を終えなくちゃいけないので、もうフルコーラスは無理だから・・・と、女の子がブツブツ言いながら部屋の中を歩き回っていた。「ネタを届けにきました」と言ったところで目が覚めた。これって何を意味している夢なんだろう。
10時30分。アラームはまだ鳴らない。睡眠時間3時間50分。起きだして、あ、出社時では遅いかもしれないからまずゴミ出しをしよう・・・と流しの生ごみを一緒にしようとしているとき、きょうが「火曜日」であることに気づく。あ・・・、生ごみはあしただ。せっかくパジャマから着替えたから新聞だけ取ってこよう、それならカギは要らないなと玄関に向かいかけて、あ、朝帰りしたときにもう持ってきていたんだということに気づく。おいおいシャキッとしろよということで、まず、シャワーを浴び、朝シャンする。
朝食と昼食を兼ねて、カップ麺と厚揚げとキャベツエノキの炒めで食事。お弁当は持っていかないことにする。
12時30分に出社し、けさまでの棚卸のデータ整理や本来は先週中に終えておかなくちゃいけなかったいくつかのタスクを片づける。20時30分に急ぎ会社を出て、21時閉店の渋谷のお店に駆けつける。きょうは渋谷店で実地棚卸だ。ここは、残業申請を出していても原則22時30分には退出しなくてはいけない。棚卸にあてられる時間が1時間半では、2店舗の処理状況から3回はこなくちゃいけないなぁ。
でも、帰りの時間が読めるからちょっと安心。それに渋谷からだと副都心線一本で帰ることができるので、本社から帰る時よりも早いからうれしい・・・って、ちょっと複雑。
さて、忘れないうちにひとつ書いておこう。おとといの日曜日。棚卸の上野に向かう途中の神田駅で、中央線快速から乗換えようとしたとき、ジーンズのお尻の右ポケットにあるべきはずの「お財布」がないことに気がつく。立ち上がったときに座席に落ちていなかったことは確認したから、もしポケットからすべり出したとしたらいつかなぁと考えつつ山手線のホームに向かう。
もともと、こういう時に慌てたり焦ったりしない人だけど、最近それがとみに顕著になってきるような気がする。感情の起伏の幅がますます狭くなっているのかなぁ。映画や小説で涙する「感性」は持ち得ているのになぁ。
思いついたのは、氷川台から乗った行きの渋谷行で、少しウトウトしたときに姿勢がずれてポケットからすべり落ちたのか。でも明治神宮前駅で、ハッと目覚めてあわてて席を立ったわけではないので、もし立ったときに落ちれば絶対に気づくはず。つぎは、会社。ここではいままでも何回かイスの上に財布が落ちていたことがあった。きょうはどうだったのか定かではない。最後のひとつは、明治神宮前駅から新宿に向かう途中ホームのベンチに腰掛け、解けた靴ひもを結び直した時だ。財布がないのに気づくまでに座った記憶はこれだけ。あとは、そもそも持ってこなかったというケース。可能性は低いけれど・・・
棚卸を終えて遠回りだが一旦本社に戻る。23時過ぎにオフィスに入ってみたが、イスの上に財布が落ちていることはなかった。あらら残念。じゃあ、つぎは自宅から持って出なかったケースかなと、ふつうに本を読みながらうちに戻る。玄関を開け部屋に入って電気をつける。このテーブルの上・・・ない。いつも財布を入れておくところ・・・あ、ない。走ったときに使ったリュックも念のため確認したが・・・ない。
じゃあ、もう0時を廻っているし、駅に電話してみてもわからないかもしれないし、あしたの朝連絡だなぁ・・・。でも、出てこなかったら面倒だなぁ。現金はともかく、クレジットカードが3枚、キャッシュカード1枚、あちらこちらのポイントカード多数・・・。う~ん、考えるもの面倒だしなと、取り急ぎ東京メトロの忘れ物センターへの問い合わせ要領を確認し、クレジットカードのカード番号がわかるよう請求明細を用意する。
まっ、あとはあした・・・。いつも出勤時に使っているトートバッグのサイドポケットにデジカメを戻そうとファスナーを開けると、あらら、こんなところにお財布! 走った時のリュックから移し替えるときにデジカメの定位置にお財布を入れてしまったようだ。
見つかった時も極めて淡々と「あ、あった」という感じだった。おじさんがきゃあきゃあ言ってもみっともないだけだが、それでも、じぶんでもこの高揚感のなさはちょっとびっくり。ま、でもほんと落としたり忘れたりしていなくてよかった。
こんな感じて激することのない日々を送っているから、仕事でも落ち込まずにいられるのかもしれないな。ならば、感情の起伏の幅が狭くなっていることは決して悪いことではないのかも。あしたもコツコツとがんばることにしましょう。
« 2010.02.01 徹夜かな? | トップページ | 2010.02.03 節分 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
僕はなるべく財布にはお金以外入れないようにしています。お金も1万円以下。以前はクレジットカードや免許証を入れていたけど、落とした時のことを考えると不安でしょうがないからです。
投稿: むくむく | 2010/02/03 21:14
むくむくさん
たしかに「落としたとき」や「なくしたとき」を考えると
リスクヘッジすべきですね・・・。
投稿: pico | 2010/02/04 02:07