2010.06.12 土曜日の仕事
福岡はきょう「梅雨入り」が発表された。たしかに空気に湿り気が感じられようになってきた。ただ、午後になっても雲の切れ間から陽射しがのぞいたりしていて、ここ「大橋」では雨は落ちてきていない。なので、梅雨入りの実感のない一日となった。
一応、月曜から金曜日までという本社とおなじワークスタイルで・・・ということになっているのだが、データの入力作業のために店舗から送られてくる帳票が、その量とタイミングの関係で土曜日に着くスケジュールだ。着いたら直ぐに作業をして送り返すというフローだから、土曜日は仕事と考えていい。
きのう、あれこれ心配したが、予想通り量は多かったものの、到着は10時少し前だったし、イレギュラーな対応が必要な帳票はなかった。なので、作業は13時ちょっと前に終了。週休二日が当たり前になる前の土曜日「半ドン」という感じだった。
お昼はミスド。帳票がくる前に見ていた「お願いランキング」(東京時代は毎日のように見ていた)でミスドのおいしいドーナツランキングをやっていたので、もうその時点で決まり!というところ。美食アカデミーが1位に選んだ「ポンデリング ダブルショコラ」はきょうの大橋店にはなかった。あらら、ちょっと残念。
午後は、東京へ送り返す荷物の集荷を待ちながら、読みかけの川上健一の「渾身」を読み継ぐ。帯に「堪えても堪えても涙があふれてくる」とあるが、こちらはひとりきりの自宅の部屋、だれにはばかることもないので堪える必要はなく、涙で目をぽんぽんに腫らして読了。隠岐島の古典相撲大会の大一番、そのひとつの取組だけを描いているのだけど、その闘いの二人の力士の家族との絆も描きこまれていて、スポーツ小説であり家族小説でもある。これはおすすめです。ちなみに集英社文庫・542円<税抜>。
今は死語だと思うが「マーフィーの法則」的にいうと、業務上のトラブルは対応する人間が休みの時に限って発生するもの。先週、走っているところにかかってきたお店からの緊急の電話も、本社が休みの日曜日だった。そのための連絡網を構築していたのだが、携帯電話会社のメールフィルターの仕様変更でauの携帯を使っている(わが社は意外に多いのだ)メンバーに届かなくなっていたことがわかったりもした。ということで、土日も休みなしのお店の側からすると、本社の対応にややもすると不満が出そうな状況だ。
そんな本社が休みのきょう土曜日も、上野のお店からアラートが上がった。きょうはたまたま上長が全員出張中なのだが、それぞれの担当がうまく連携を取りあって対応できた。わたしは自宅からリモートで本社システムに入れる環境なので、自宅にいさえすれば、担当外の専門的な業務は無理だけど、いちばん解決に近いところにいる。きょうも読書を一時中断して対応にあたった。こうしてできる範囲でみんなが動いているということは、お店にとってずいぶん心強いというか、心証が違うもの。お店の側を経験したからこそ思うことかもしれないが、これって結構だいじなことなんだと思う。
夜になってからも、商品マスタ登録の依頼がお店から上がってきて、それにもすぐに対応してあげた。本社送りの荷物は16時前には集荷が終わったけれど、そんなこんなで、雨が降り出さなかったのに走りにでることもなく、読書、涙、野球観戦で土曜日は終わった。きのうは在宅勤務の昼休憩と称して走ってしまったが、きょうは何やかやで仕事と休みの境目がつきにくくなった。
今は自分のキャパシティを上回るほどの量を抱えているわけではない。うまくできないと己の能力の無さに「落ちる」こともない。そういう面では東京時代とはまったく状況は様変わり。とくにこの先、在宅勤務が固定化すると、もしかしたら時間が余ってしまいそうな感じだ。ただスケジュールの関係で「土曜日半ドン」も固定化するから、就業規定的には月~金のどこかで午前中休んでもいいことになる。仕事とプライベートの切り替えも簡単なようで意志の強さがいる。贅沢な悩みが生まれそうだ。
あしたの日曜日は今のところ何も予定なし。雨に降り込められるかもしれない。リモートでの対応(トラブル)が発生しないことを祈りつつ、読書かな・・・。
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