2010.11.18 ある日、アヒルバス
冬型が緩んで肌寒さもちょっと一息。仕事のスケジュールもきょうはちょっと緩むはずだったが、本日入稿の原稿依頼が飛び込んだり、ファイル、フォルダの整理の依頼がきたりして、結構盛り盛りに。夕方からはお店に出向く。きょうは23時までいろいろ話し込む。でも、前向きな話だから苦にはならない。
きょうお店に向かう電車の中で、読み継いでいた「ある日、アヒルバス」(山本幸久著)を読了。泣き笑い、ほっこり、しみじみのいい本だった。主人公は、都内を巡る観光バスツアーを運行するアヒルバス(はとバスみたいなもの)のバスガイド。
憧れてなったのではなく、学校の先生の推薦で(おだてられて)なったバスガイドだし、地元(東京)愛が強いわけでもない。要するに「お仕事」としてバスガイドをしている。楽しいこともあるだろうが、仕事だからどちらかといえば、辛いことのほうが多いはず。現に、文中に出てくる新人ガイドの研修のくだりなどは、スパルタ訓練だ。
でも、主人公のデコは、「仕事はきちんとやるのがあたりまえ」という、まっとうな感覚の持ち主だから、ちゃんと努力する。そして、その中から何かを掴みとることもあるし、結果が伴ってくれば、それが喜びにも楽しみにも通じていく。
先輩も上司も正直煙たい存在かもしれないけど、でも上下の関係は厳然と存在していて、その縛りこそがチームの一体感や行動力に通じていく。仕事ってそういうものだよね。仕事を「腰掛け」と考えたり、目立たなくても時間までこなしさえすればお給料がもらえるというような考え方、それって違うと思うのは、おっさんだからかなぁ。
もちろん、仕事だって楽しくしたいというのは間違っちゃいないと思う。でも、それってやることをやってから、はじめて言えることじゃないのかなぁ・・・。「こうあるべきだ」という考えだけを声高に口にするものほど、何もやっちゃいないと思えるのは、気のせいか・・・なぁ~んてね。
きょうのメニュー!
お昼ごはんは13時過ぎ、ほうれん草とウインナと竹輪を炒め、あんかけにしたチャンポンめんと納豆(にゃっとう)。夕食は23時30分頃、白菜、豆腐、黒豚切り落とし肉をポン酢で、そしてかぼちゃの煮つけ。(仕事中の作れるなんて幸せなこと)
あしたは、朝イチからお店。寝坊はできない。
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