2012.01.11 季節はめぐる
昨夜も1時まで読書。池井戸潤の「鉄の骨」、文庫本で650ページ近い長編を、結局2晩で読みきった。なるほど「談合」ってのはこうやって行われるんだとか、「資金洗浄(マネーロンダリング)」はこういう仕組みなんだとか、興味深く(?)読み進めることができた。これで、恋愛模様といった本筋以外の人間関係がもう少し細かく書きこまれたら、結構スケールの大きい映画になりそうな感じ。楽しませてもらいました。
という夜だったので、寒くはなかったけれどベッドを抜けだすのに躊躇があって起きだしたのは6時57分。7時40分スタートで走りに出る。7時の時点で気温が5.3℃もあり朝の冷え込みはない。このところ、かかとばかり気にしていた左足だが、油断した隙に薬指の付け根も割れた。こちらはそれほど深刻ではないが、またまた着地に難アリの走りとなる。でも、寒くはないのでからだは動いて、走り終えてみると意外に時計は速かった。本日も10.8km。
きょうは「鏡開き」。といっても、わが家のお供えのほとんどは「グラニュー糖」だったし、いちばん大きなお供えも、中は切り餅ということで、とくに何もしなかったが、1月も中旬に入って2012年が本格的に始動しはじめているのを感じる。街を歩くと、コンビニでは「あったかおでん」の幟が、「恵方巻予約受付中」に変わっていたし、きょうからスタバでは「バレンタイングッズ」の販売がはじまるというメルマガがきていた。下旬には、ミスドでハート型のドーナツも販売される。
けさ折り込まれていたドラッグストアのチラシには「風邪対策」のとなりにおなじくらいのスペースを取って「花粉症対策」のクスリやアイテムが載っていた。早ければ今月終わりには症状が出はじめるというから、早めの対策が必要ということなのだろうが、また憂鬱な季節がくるかと思うとありがたくないお知らせだ。こんな風に、季節がめぐっていくのを、自然や気候からではなく「商魂」から知らされるのが当たり前になったのはいつ頃からかな。
朝は寒くなかったのだが、日中は陽射しが雲に遮られる時間が多くなって、足先からしんしんと冷えてくるような肌寒い一日だった。あすは冬型が緩むらしいが、朝は放射冷却でこの冬いちばんの寒さになるかもしれないとのこと。さすがに今夜は読書ではなく、あったかくして眠らなくちゃ。
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