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2012/01/24

2012.01.24 接客業という概念

 きのうの冷蔵庫にほんの一口だけ残っていた日本酒をいただいてから眠りについたが、その程度では眠りを誘うクスリにはならず、やっぱり浅い眠りになんども目を覚ましながら朝を迎えた。6時35分起床、思ったよりからだはスッキリしている。けさの名古屋の最低気温は0.3℃。きのうの昼間の暖かさが残っていたのか氷点下までは下がらず。夜明けとともに青空がいっぱいに広がってきて気持ちいい。

 7時18分スタートで本日も緑地2周で10.8km。けさもペースは速い。ただ、きのうと違うのは、前方をゆくランナーに追いつき追い越すという「大人げない」走りをしたために速くなったというもので、きのうの「肩に力が入った」状態は、ほぼ解消している。・・・といって根本的な解決をみたわけではなく、単にじぶんの気持ちが落ち着くところに落ち着いたというか、もしくは、肝を据えたといえばいいのか・・・あちこちでコメントをくださったみなさま、ありがとうございました。とりあえずだいじょうぶです。

 きょう午後、うちの近くの某都市銀行に出かけた。妹と一緒に出かけたのだが、その妹の仕事が予定より押してしまったので、支店についたのは14時40分だった。いくつかの定期預金の名義書換が必要だったのだが、窓口の女性曰く、今は昔と違って、金利が普通預金とほとんど変わらないので、中途解約して普通預金の金利での利息計算となったとしても、ホントにわずかしか変わらないので、1口座ごとに書類を書いてもらう手間を考えたら、一括で解約しても大した違いはないとのこと。

 この説明、正直「カチン」ときた。窓口が閉まる時間は迫っているし、通帳だったり証書だったり、種類もさまざまな預金をひとつひとつ書き換えていくことになると思うと、簡単にいえば「面倒くさい」っていうことを言っているわけだ。預金者の立場からしたら、たとえ1円でも2円でも無駄にしたくはないじゃないですか。そのためには何通になろうが書類を書くのはやぶさかじゃない。だいたい、その「大した違いがない」状態にしているのは銀行のほうだよね。それを棚にあげて、面倒くさいといういいざまはなかろうに。

 昨年秋にきたときも、それはまぁご大層な慇懃無礼ぶりに呆れたおぼえがある。でも、今回のは呆れるより怒りなんだけど、あまりのことに、怒る気にもならなかった。妹もいたしね。
最近は、都銀より地銀や信金のほうがいいよって、人に言われたことがあるが、この様を見ているとさもありなんって気がするね。

 もちろん、満期までは中途解約しないという選択肢をとったけれど、手続きは全部完了せず、15時30分にはとりあえずきょうのところは終了。それでも、最後の客となって、一見、丁寧に送り出されたが、こういう面倒なことを依頼するならもっと早い時間に来いよという無言の圧力を背中に感じた。銀行の窓口が15時に閉まるというこの旧態依然とした仕組みもどうにかなんないものかね。たしかに今はオンラインバンキングもあるし、コンビニのATMなら24時間お金は引き出せるけれど、窓口でしかできないことだっていっぱいある。ふつうに仕事している人は利用できないもんね。まぁ、銀行は「サービス業」とか「接客業」という概念を持ち合わせていないからしかたないけれどね。

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