2012.02.10 傘をさしかける
このところバッチ処理が正常に行われないというトラブルが続いて、どうも担当ということになってしまっているわたしは、朝から落ち着かない。けさも6時15分に起床。日付が変わる頃から様々な処理が順に行われていて、最終的にデータの取込が終わるのが朝の7時30分過ぎ。8時になれば処理が完了しているかどうかの確認が間違いなくできる。・・・ということで、いつもより早く走り終えてしまおうというのが少し早く起きだした理由。なんと「仕事熱心」なこと!(ってじぶんで言っていれば世話がない)
けさも氷点下にはなったが、日が昇るとともに青空がひろがっていって清々しい朝。-1℃くらいの7時16分にスタートして、緑地2周の10.8km。バッチ処理の確認に気が急いて(?)けさもちょいとペース早め。戻って、シャワーよりも先にバッチ処理が完了しているかを確認。きょうのところは問題なしでほっと一息。しばらくはこんな感じの様子見がつづくことになる。ちょっと前もそうだったが、もうだいじょうぶだろうと油断したところに発生したからなぁ・・・。
おととい大沼紀子の「真夜中のパン屋さん」シリーズ(まよパンシリーズっていうらしい)第2弾の「午前1時の恋泥棒」を読了。それぞれの訳ありの過去があって、それを乗り越えていくのに切なかったり、苦しかったり、あったかだったりの連作短編集。第2弾もそのあたりの「ほっこり感」は健在。ラストはバレンタインデーが舞台。今、読むには絶妙のタイミングだね。肝心の希美の問題が解決していないから、当然このシリーズはまだまだ続くことになる。
いいなと思ったくだり。精力的に海外でボランティア活動していた男が「たとえて言うなら、そうだな、川で溺れている人間を相手に、もうじき雨が降るから、濡れないようにこれをどうぞって傘を差し出しているみたいな、そういう類いの不毛さを感じて感じてしまうんだ」とポツリと漏らしたことばにかえされたことば。
「間違った傘でもいいと思う。なんの手も差し伸べられない絶望よりはずっといい。お門違いな傘でも、上手く掴んで川から這い上がる人だっているかも知れないし」「傘はないよりあったほうがいい。できれば色んな傘が、たくさんたくさんあったほうがいい」
正直、だれかに「傘をさしかける」なんてことは全くできていない。昨年の震災の時も、遠く離れた福岡でことりとも揺れを感じることなく過ごしていたこともあって、申し訳ないが「他所の国のこと」のような気分も味わってきた。今わたしは、じぶんのことに精いっぱいで、せいぜい家族が濡れないようにと傘をさしかけることくらいしかできていない。いつか「ゆとり」(気持ちも、時間も、お金も)ができたらと思ってはいるものの、それがいつになることやら。
名古屋は、とりあえず「雪」の心配はなくなったようだ。あしたあさっては晴れて「傘」の必要はなさそうとのことだ。髪は薄くても長くなると鬱陶しいので、この寒い時期というのに、すっぱり短くしてうしろも刈り上げたわたし。(*´∀`) 冷え込みはほどほどにおだやかな週末になるといいなぁ。
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