2012.03.08 心の隙
きょうは朝からテンションが高い。6時30分のアラームの10分前には目覚めていて、アラームと同時にシャキッと起きだした。走りに出たのは7時27分。入りからペースがいつもより速く、10.8kmの最後まで、普通の呼吸のままいい感じで走り切れた。きのう、なでしこジャパンの「最後まであきらめない闘い」を見たからかな?
そのなでしこジャパンのアルガルベカップ、きのうのドイツとの優勝決定戦は、「大味な試合」という書き方をした新聞もあったが、個人的には、見応えのあるいい試合だったと思っている。試合終了寸前の後半45分に追いついたあたりは、さすが「最後まであきらめない」なでしこジャパンの真骨頂と感動すら覚えた。
ただ、試合の入り方がふわついていたというか、アメリカ戦と違って、あっという間にドイツに主導権を握られてしまったこととか、宮間がボランチに入るというあたらしいフォーメーションを試したことで、中盤のルーズボールをことごとく奪われるなど、細かくパスでつないでいくなでしこのサッカーができていなかったのは残念だった。
後半は、よくいえば両者の力が拮抗して点が動かずというところだが、ドイツは明らかに足が止まってきたし、なでしこはあいかわらず、もうひとつぴりっとせずというところで、テレビの実況アナも、この大会は延長はなく、このまま同点ならすぐにPK戦となると言い始めたくらい、点が入りそうにない雰囲気だった。そんな時に与えてしまったペナルティキックは、もったいなかった。
そして後半45分に劇的に追いついた、そのわずか1分後のロスタイムの失点(決勝点)のいずれも「一瞬の油断」というか、ちょっとした気の緩みから、ディフェンスの裏を取られたものだったのは非常に残念だった。どちらも「このまま行けば同点でPK戦」だなと、おそらく選手の中に心の隙が生まれたんだろうな。
人間、どんなに鍛えられたアスリートだって、四六時中緊張の糸を張り巡らせていることは不可能だ。そして、こういう油断や隙は、その多くが「うまくいった」とか「いい結果がでた」時に生まれるものなんだろうと思う。決勝点となった4点目などまさにそれだったような気がする。ホッとした、ホッとできた時こそ、気持ちを引き締めたいものだ。
イライラするくらいほんとに忙しい時って、意外とミスはしないもの。ちょっと余裕があるって時のほうがあぶない。その意味じゃ、きょうは結構あぶない日だったのだが、なんとか無事乗り切れそうだ。ただ、わたしはちゃんと決められたとおりに業務を進めてきたのに、起きている事象が、まるでわたしの作業ミスであるかのような言われかたをされたことにちょっとカチンときている。本社や親会社には、顔を合わせたことがない人がずいぶん増えた。ただでさえ、物理的な距離による「疎外感」を味わうことも多いというのに・・・ね。まぁ、めげない人なので、お夕飯が終わっておなかがふくれたら、すっかり気にならなくなったけれどね。
あしたから3日間、「名古屋ウィメンズマラソン」のボランティア。まずは、あすあさってとナゴヤドームで、ランナー受付を担当する。今回のボランティアは、予定していた人数に満たなかったので、本来なら2交替でと想定されていた受付のボランティアも「一直」シフトなので、文字通り朝から晩までという感じになる。ということで、あした金曜日は年次有給休暇を取った。「なんでそこまでして・・・」って言われたけれど、これはわたしのこれまでランナーとして楽しませてもらった日々の恩返しだから・・・。ミスなく無事に勤めあげられるよう、いい緊張感を持って臨まなくちゃね。
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