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2012/05/02

2012.05.02 正しい判断

 このところ1時頃まで本を読んでから眠るというのがリズムになっていたのだが、きのうは眠くて、0時30分にはベッドに入っていた。その分というわけではないだろうが、5時25分に目が覚めた。日付が変わる頃から降りだすと言っていた雨は、眠るときにはまだ降りだしていなかったし、この時間でもまだ降っていない。今起きれば走ることができそうだ・・・。

 でも、ふだんと変わったことをすると災いを引き起こしそうだし、やっぱり「いつもどおり」(この単語、毎日頻繁にでてくるなぁ)がいいと6時30分まで眠る。さぁ、いつもの時間だ!と起きだすと外は雨だった・・・。あきらめきれず、小止みになったんじゃないかと何度も外を眺めるが、道行く人は傘をさしている。あの時起きて走っているべきだったのか、なんとなくどんよりとした疲れを感じているから、雨を神様がくれた休日を考えるのか・・・果たしてどっちが正しい判断だったのか。

 走りにでられなかったので、けさは7時台から机に向かった。あした予定していた仕事の一部も前倒しで片付けられたので、あしたからの世の中的には「4連休」のゴールデンウイーク後半は、最初の想定より「お休み」らしくできるかも・・・。

 寝る前の時間を読書にあてるという生活のリズムのことを書いたけれど、最近読んだのは、最新刊が出るのを心待ちにしていて、発売日に手に入れていた小路幸也の東京バンドワゴンシリーズの「オール・マイ・ラビング」、東野圭吾の「聖女の救済」、そして堂場瞬一の「虚報」とちょっとメジャーどころが続いた。きのうからはちょっと趣を変えて、桜木紫乃の「氷平線」を読みはじめた。あ、この人がべつにマイナーという意味ではない。わたしは初めて読む作家だけど、直木賞の候補になったそうだから・・・。

 北海道が舞台の短篇集のようだが、「スケールが大きく伸びやかな初夏の北の大地」ではなく、「夏も霧が立ち込める原野」というような印象の、ちょっと重いタッチの作品だった。きょうのように、梅雨のはしりみたいな雨の一日には、鬱になってしまうかもなぁ・・・。まぁ、たまにはよいのだが。もっと明るいタッチの本を選択するという判断が正しかったかなぁ。

 鬱になるといえば、このところのタイガースの打てなさぶりは、なんともいえない。きょうは、ほんとうに久しぶりに「1点」を取ったのだが、逃げきれず、延長に入って、天敵ともいえる浅尾から1点勝ち越したのに、その裏、藤川が打たれて同点に・・・。チャンスであと1本のタイムリーが出ない打線の不甲斐なさに、引き分けで負けなかったのを「よし」とは思えないなぁ・・・。まぁ、うだうだ言ってもしかたない。こんな時もあるよね。

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