2012.05.30 空席の理由
きのうの夜大粒の雨を降らせた寒気がまだ残っているのか、曇り空で腕がひんやりする中をいつもどおり10.8kmのRUNでスタートさせる。帰ってくる頃には陽射しも戻ってきて気温も上がってきた。5月って新緑が美しくさわやかな月というイメージがあるけれど、ことしはなんか不安定で粗粗しい月だった感じだ。
もらったチケットがあるという友人のお誘いに乗ってナゴヤドームでセ・パ交流戦の中日とオリックスの試合を観てきた。試合は延長10回裏、森野のサヨナラホームランで中日が勝利を収め、まわりの中日ファン(友人も)は大いに溜飲を下げ、さぞかし良い夜になったことだろう。
わたしはというと、野球好きとして劇的な結末を生で見られたので、やはり良い夜だったのだが、このところ、ずっとテレビの中継でも気になっていたスタジアムの空席が気になってしかたない。わたしたちは、3塁側ビジターの内野席(3塁ベースの横あたり)だったのだが、かなり良い席だった。こんなところに招待券の引換で座れるのか、つまり売れていないのか、ということが残念だ。
見回せば、応援団の陣取るライト側外野席以外は、ホームの1塁側も空席が目立っていた。以前に、ドームは飲食物の持ち込みが禁止だから、野球観戦は高いものにつくので、テレビ桟敷のほうが・・・って書いたけれど、じつは食べ物に関しては、手荷物検査でも黙認。ビールも入り口で紙コップに移し替えてくださいと言われるだけだった。
おなじ時間、東京ドームでは杉内(大嫌いだ!)がノーヒットノーランを達成していたし、メジャー昇格初戦でホームランを打った松井とか、野球っておもしろいことはおもしろい。
ならば、やっぱり「生」の臨場感に勝るものはないって思うのだが、でも、実際じぶんがお金を払って見に行くかって言われたら、う~んって考えちゃうなっていうのが正直なところ。それだけ熱心なプロ野球ファンではないってことなんだろうね。
試合観戦後、金山まで移動して誘ってくれた友人と終電まで呑む。中日ファンの友人にとっては祝杯だしね。試合中も呑んでたし、結局は呑むための理由なんだとすれば、チケット代はちょっと高いよね。テレビを見ながら呑んで騒いでもいいわけだから・・・。
帰ってから、いくつか今夜中に処理をしておかなくちゃいけないことをちゃんと済ませたのは、週の半ばなのにがっつり呑んだのだから当然だと考えてみれば、要するにふつうに仕事をしている人にしてみれば、平日の18時開始の試合にはそうそう足を運べないってことなんだという結論にたどり着くが、それでは、土日もやはり空席が目立つことの説明にはならない・・・。ま、球団経営者じゃないんだからいいんだけどね。
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