2012.07.11 お手並み拝見
去年8月に入籍だけした次男夫婦、今週末、嫁の故郷奄美大島で結婚式を挙げるために、これが国内旅行の荷物かというくらい大きなトランクで出かけていった。「やさしい」お父さんは彼らを地元駅までクルマで送っていくために、けさは6時に起床。ホントは名古屋駅まで送ってあげてもいいんだけど、まぁ、地元のJR駅からは11分だからね。
戻ってきてもまだ7時前。うだうだしていてもしかたないので、いつもより11分早く走りだした。この時間、まだ陽射しがわずかにのぞいていたけれど、風が北から南向きになり、しっかりと湿り気をもったものに変わっていた。雨が近いのがわかる。ゆったりペースだけどしっかりと汗をかいた。
その奄美大島の次男たちに向けて、13日必着で名古屋のおみやげ品などを手配していた。送り状を手渡し、送料の話をするときにも「離島(奄美の方、失礼)だけどだいじょうぶですか」と念を押したのだが、「鹿児島県だからだいじょうぶです」と答えていたお店のスタッフさんから、電話がかかってきた。ちょうど移動中だったので出られなかったのだが、あとで留守電メッセージを聞くと、「13日必着でお受けしていたけれど、到着が14日になります」というぼそぼそとした声が入っていた。
その後、ようやくつながった電話では、平謝りしてくれたが、要は、勝手に「中1日」で届くと決めつけて、出荷が1日遅れたという単純ミスだ。きょうになって出荷しようとしたら、受け付けたドライバーが「13日には着きませんよ」と言ったに違いない。で、あわてて電話してきたんだろうな。ホントに今ごろ「何、言ってんの」ってところだ。
おたくのミスなんだから、航空便でもなんでも使って指定の「13日着」になるようにしてくれないと・・・と伝えると、すぐに運送会社に聴いてみますと言う。すぐに折り返しでかかって来た電話では「奄美は無理なんだそうです」とますます声がぼそぼそと小さくなってくる。「14日の到着ではダメなんでしょうか」と、じぶんのミスを棚に上げようとするから、おばちゃんをいじめてもおもしろくもなんともないので、「早朝なら」と妥協点(?)を振ってみる。
すぐさま、運送会社に確認をとったようだが「14日午前中の配達ならば」という回答だという。まぁ、運送会社には落ち度はないので、当然そう言ってくるよね。で、「午前中といっても11時59分でも午前中だからそれはダメだ」と伝えると、また、確認してみますと一旦電話が切れ、そして「奄美のセンターにとにかくその日の一番に対応いただくよう連絡をとってもらいましたので、それでなんとか」と言ってきた。ただし、天候とか不測の事態でそれができない場合も・・・と運送会社は予防線を張っている。
まぁ、これ以上は、どうにもならないので、「天候とか交通の事情とか不測の事態以外の理由で間に合わなかった時は、全額返金してもらいますからね」と釘をさして電話を切った。全然キレたわけじゃなくて、運送会社に落ち度がないところで、13日着は無理なことはわかっていたし、正直なところ、14日の午前中に着いていればなんとかことは足るので、最後まで冷静に話せたんだけど、これが、ホントに13日必着だったら、いくら「やさしい」お父さんのわたしでも、タダじゃおかないぞ!ってところ。
こういうところの対応のしかたで、そのお店の接客のレベルがわかる。そして、このまま運送会社任せにして、14日の必要としている時間までに物が届いて、クレームがこなかったら、それで一件落着としてしまうかどうかも、お店の姿勢に関わるよね。ミスは絶対起こさない!とは言えないのだから、あとは、起きてしまったあとの対応なんだよね。さぁ、お手並み拝見といきましょうか。
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