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2012/08/12

2012.08.12 送る

 きのうの予報では「雨」を覚悟していたのだが、6時過ぎに目を覚ますと夏の太陽が降り注いでいた。北からの風があってわりと涼しい。起きだしたのは7時。きょうは日曜日だけど遠征はせず、8時04分スタートでいつもの緑地2周の10.8km。だんだん湿度が高くなってきているようだし、少しずつ雲がひろがってきたが、きのうみたいな大雨にならないことを祈りながら走ってくる。

 きょうは、妻の父親の葬儀。内々だけの密葬という感じで静かに送ることにしているし、葬祭会館を使うけれど、きのうの通夜式と違って、火葬場への移動があったりでエアコンの効いた室内ばかりというわけではないので、お天気はもってほしいし、かつあまり暑くなってほしくはないところ。幸い、ちょっと湿度は高くむしっとしていたものの、雨がふらず、お盆休みの日曜日ということで、火葬場への車の移動もスムーズに行なえ、無事初七日法要、精進落としまで終えることができた。

 内々だけというのは、変な気遣いはいらなくて楽だ。中には「そんな不義理な」と思う向きもあるだろうけれど、家族にしてみると、静かに、でも気持ちが「濃い」感じで送ることができる気がする。

 神奈川から来ていた妻のお姉さんたちも、先ほど帰っていかれ、静かな夜がやってきた。名古屋市内に1箇所しかない(近々あたらしいところがオープンするらしいが)火葬場なので、変な言い方だが、きょうもとても「にぎわっていた」。隣接した霊園では、多くのお墓のお花があたらしいものに変わっていた。

 そして、あしたから3日間は、うちのお精霊様(おしょらいさま)をお迎えするお盆の3日間だ。きのう書いた「看取るということ」ではないが、生きていること、そしてその後のことを、考える時間の増える3日間でもある。

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