2012.11.09 秋の夜長に
6時30分起床。けさも雲が広がっている名古屋だけど、きのうが厚地のカーテンなら、きょうはレースのカーテンというところ。雲を通してやわらかく朝の光が注いでいる。冷え込みもなくて穏やかな朝。復活から3日目、きょうも無事(笑)10.8km走り終えることができた。まだまだ全然遅いんだけど、きのうよりはちょっとペースが上げられた。まぁ、大阪マラソンに間に合っても合わなくても、ボチボチやっていくことやね。
戻って、ルーティンの集計作業をサクッと仕上げて、歩いて3分ほどの次男のマンションへ。なんでも9時から10時のあいだに消防設備点検をするので在宅していてほしいということらしい。次男夫婦はどうしても仕事のスケジュールの関係でいることができないので、わたしにお留守番の役目が回ってきたという次第。じつは去年につづいて2回目のこと。去年は10時ギリギリくらいだったので、持っていった文庫本のページ進んだのだが、ことしは9時15分くらいに来てくれて、本を読む間もなく終わってしまった。
次男のところは7階なので、見晴らしは悪くないのだが、基本、街なかなので、山や海が見えるわけでなく、緑も多くない地域なので、あまり楽しめる景色ではない。それにしても、平日の午前中に在宅しろって、他の共働きのところなどはどうしたんだろうね?
お昼前に、きょうの「おしごと」が到着。ドライバーさんが申し訳なさそうに、「配送途中で袋が少し破れてしまったみたいで」という。見ると、破れたところをテープで補強してあるようだ。うちの荷物は基本的に紙の帳票類なのでだいじょうぶだと思いますよと答えて受け取っておく。何かあったら連絡してくださいねと言ってドライバーさんは帰っていった。
あとからよく見てみると、「外装に異常がありました、確認お願いします」のシールには、「配達するときには、このシールを必ずはがしてから、お荷物を渡してください」と書いてあった。なるほど、その場で問題がないことを確認した上で、配達を完了させるというレギュレーションになっているんだな。ということは、中の貴重な書類がぐちゃぐちゃだったって、これからねじ込むのもありってこと? ・・・という意地の悪いことはしませんが。
読書の秋本番ということで、最近本を読むペースが速い(走る方のペースは上がらないのに・苦笑)。きょうは、椰月美智子の「るり姉」を読了。「本の雑誌」の2009年上半期エンターテインメント・ベスト10で「文句なしの1位だ」という腰巻に目がいって、手にとった1冊だったが、このキャッチに偽りはない。なんだろうなぁ、ふつうのひとのごくふつうの1日の中で、ほんとにさりげなくなんだけど、キラっとかがやく一瞬をやさしく見守っている感じかな。当の本人が気がついていないような、ちょっとしたことばやしぐさが、とてもあたたかく伝わってくる。秋の夜長にオススメです。(なんか、最近文庫コーナーの書店員をやってるみたいだな)
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