2012.12.09 読書の「冬」
きょうの名古屋は氷点下の冷え込み(-0.6℃)。起きだした7時もまだ氷点下。冬晴れで青空がキレイな8時すぎ、緑地を2周走ってくる。人工池にはうっすらと氷が張り、さざんかが咲きはじめていた。いつもどおりの10.8km。午前中はゆったりとくつろいで過ごす。
お昼ごはんをすませたあと、通常ならば、金曜日の午後に行う作業のいくつかを振り替えておこなう。天気予報には「雪だるま」がでていたが、名古屋でも南の方に位置するわが家あたりでは、とりあえず夕方までは青空が見えていて、白いものは舞い降りてはこなかった。
夕食後、近くのイオンモールの某名古屋銘菓のお店に出かける。ちょっとまとまった数のお菓子を買おうと思っているので、取り寄せてもらおうというつもりで出かけたのだが、その商品はショウケースに並んでいない。奥から出てきた店員さんに尋ねると、ここにないものは取り扱いがないという。取り寄せくらいはできるだろうと思うのだが、それもできないのだという。べつにライバルのお店のものを取り寄せてくれっていうわけじゃないのに、これじゃあ、名古屋の銘店コーナーが聞いて呆れる感じ。まぁ、マスタ登録がないからとか、いろいろ事情はあるんだろうけどね。
で、せっかく寒い中イオンまできたことだしと、例によって本屋さんで文庫本を物色。4冊購入したのだが、なんだかほっこり心和らぐ系が多かった、べつに今のところ、心がささくれているような感じはないんだけどな。きょう購入した中では大沼紀子の真夜中のパン屋さんシリーズ最新刊「午前2時の転校生」と、谷瑞恵の「思い出の時修理します」が楽しみ。
ついでに、このところ読んだ中でよかったものを。小路幸也の「リライブ」は、ひとつだけ悔いが残っている過去を変えられる話。じゃぁ、ここまで生きてきた人生はどうなのよっていう疑問は残るが、ちょっと温かくなる話。森浩美の「ほのかなひかり」は、じんわりとこみあげてくるものがある家族小説集。この人は泣かせるツボを良く心得ている。乃南アサの「ニサッタ、ニサッタ」(上下2巻)は、あしたにつながる希望を求めているのに、つまづいてばかりの若者を通して、近年の厳しい経済状況の中で生きていくことをリアルに描いている長編。薬丸岳の「刑事のまなざし」は、異色の経歴のおよそ刑事らしくない刑事が主人公の連作ミステリ。これもじんわりとくる。
外は雪が本格的に舞い始めている。まぁ、積もることはないだろうけれど、寒い夜だ。さてと、今夜は何を読もうかな・・・。
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