2013.01.08 短編
けさはあとのスケジュールの関係で、いつもより15分早く動きはじめた。起床は6時15分。まだ暗いが、きのうまでの冷え込みはなく、ベッドを抜け出すのも苦じゃなかった。走り出したは7時02分。ようやく日の出を迎えた頃で、工場の広い壁がオレンジ色に染まって見えたり、すれ違う人がいつもと違ったりするのが新鮮な感じ。
けさの緑地の人工池はまったく氷結していなくて、鴨の群れがみんな揃ってきのうまで凍っていたところを泳いでいた。狭いところに押し込まれていた鬱憤を晴らしているみたいで、ちょっと笑えた。けさも10.8km。
お正月、ちょっとペースダウンしていた読書が、いつものペースに戻った。ここ2冊は中田永一の「吉祥寺の朝日奈くん」と、集英社文庫編集部編の「短編工場」。中田永一のほうは、淡い恋愛小説、青春小説の趣の短編5作が収められている。どれも「おっ」と思わせるひねりが効いていて、ついついニヤニヤしちゃう感じ。乙一が恋愛小説を書くときの別名義なんだから、このこなれ感も当然か。
その乙一の短編も含む12編の短編小説が収められたのが「短編工場」。2000年代に「小説すばる」に掲載された短編作品から選ばれたというだけあって、どれも読み応えがあるものだった。一部はその作家の本で読んでいたものもあったけど、再読してみるのもなかなかいいものだった。全12編のうち、個人的には桜木紫乃・乙一・村山由佳がベスト3かな。
たまたま短編集が2冊続いた。短編は区切りがつけやすくて、きのうみたいに早く寝なくちゃという時にはぴったりだけど、読後感の深さはやっぱり長編には叶わない。きょうからまた新しい本を手に取ることになるのだが、短篇集か長編か・・・何にしようかな。
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