2013.01.21 軟弱
昨夜は、湊かなえの「夜行観覧車」を結局、最後まで一気読みしてしまい就寝は1時。それなのになかなか寝付けず、眠りも浅かった。6時30分にいつもどおり起きだすが、週明けからちょっとからだが重く感じられた。ちょっと失敗したかなってところ。でも、7時17分、まだ気温が氷点下の中へ走りだすと、朝の空気の清々しさに背筋も気持ちもしゃんと伸びた「感じ」はする。うん、この調子なら、きょうも乗り切れそうだと「走りの効用」に満足。
朝刊に「地名」をめぐってこんな記事が載っていた。宮城県で津波の被害を受けた約200ヶ所の地名を無作為に調査したところ、旧名や通称名を含めて約110ヶ所で、過去に津波被害があったことや軟弱な地盤をうかがわせる言葉が使われていたという。「浮足(うたり)」という地名は、足が浮くような水気を含んだ低地という意味らしいし、「白萩」は表土がはがされてまっさらになるという意味があるのだそうだ。他に、塩(汐)、釜、須賀、曽根などが、先人が警鐘を鳴らす意味で使ったことばだという。
名古屋大学の教授のグループが、名古屋市内の「バス停」の名前を調査したところ、軟弱な地盤や良好で堅固な地盤を示す言葉が使われていることが多いことがわかったという。川・浜・淵・貝といった水の関連する文字や、久保・谷・低など、水がたまりやすい低地などをあらわす文字、田・新開・稲など、昔田んぼだったことを意味する文字などが、軟弱な地盤を示していることが多いらしい。
ちなみに、うちは「松池町」で、近くには塩屋町、千竃通り(昔、塩を作る釜がたくさんあったから)、荒浜町がある。これじゃあ、宮城の例にも名古屋大学の調査の例にもあてはまっちゃってるよね。東南海地震の津波の予測では、なんとかギリギリ2階に逃げればだいじょうぶっていうことなんだけど、津波の前に崩れてしまったりしたら、ダメじゃんねぇ。
良好な地盤をあらわすのは、山・岳・峰・岡・丘・台・崎・坂などだとか・・・。
名古屋は雨が降りだした。雪にならなくてよかった。
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