2013.03.14 素晴らしい
きのうは日付が変わる頃に帰宅。お風呂に入って少し仕事をして、日記をアップしていたら1時を過ぎていた。さすがにけさは眠く、気だるさを感じる。でも、ここでグダグダになっては、週半ばにひとりだけ外食してきたことの体裁がつかない。で、いつもどおり6時30分に起きだし、いつもどおりトーストの朝食を食べて、いつもどおりの10.8kmを走ってくる。走りだしてみれば結構快調で、走り終えるとスッキリ! やっぱ朝RUNはいい(自画自賛)。
昨日の朝刊に載っていた「なかなかやるじゃん」って思った記事。きのう触れることができなかったのできょう書いておこう。その内容は・・・
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10円玉の硬貨が東海道新幹線の運転台で見つからなくなり、乗客を降ろして車両をまるごと交換するトラブルが12日、JR東京駅であった。
12日午後1時50分ごろ、東京駅に到着する直前の東海道新幹線のぞみ120号で、最後尾の運転席で車掌が車内精算用の財布を開けたところ10円硬貨1枚が飛び出し、それが、運転台のアクセルレバー(ノッチ)の根もとの隙間に落ちた。この10円玉を取り出すことができなかった。
車掌が東京駅に到着後「10円玉を誤って落とした」と申告、10円玉の取り出しが困難と判断した「JR東海」は、運転台の機器への影響を考慮して、別の16両編成に急遽車両ごと交換することにし、乗車し始めていた乗客を急きょ降ろして乗り換えさせた上で、定刻より16分遅れで出発した。このトラブルで1100人が影響を受けた。
JR東海は「10円硬貨がどこに入ったのか分からず、それによってどのような事象が発生するか想像ができない。念のために車両を交換した。再発防止に努める」とコメントしている。
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というのが、事の顛末。
まずもって、危機管理の意識の高さに驚く。おそらく10円玉は床に落ちているのだろうけれど、コメントにもあるように、もしかしたらノッチに引っかかっていて、走行中にレバーが動かなくなるということも考えられなくもない。電気系統に影響があるかもしれない。だから、車両をまるごと交換という判断は正しい。そして、到着後の折り返しの車内清掃の時間17分と、発車が遅れた時間16分をあわせても33分の間にそれをやってのけたことが素晴らしい。
もうひとついえば、「たぶん」だいじょうぶだろう、「たぶん」床に落ちたはずだ、って、じぶんなりの判断をしてしまうことなく、10円玉を落としたことをキチンと申告した車掌も「当然のことをした」だけだけど素晴らしいと思う。ただ、列車を遅延させたことで、おそらくなんらかの処分は受けることになると思うけれど、JR東海ともども褒めてもいいくらいだ。
こういうニュースを見ると、日本って国はまだまだ捨てたもんじゃないと思うなぁ。
あ、でも車掌さんのあの小銭がいっぱい入っている車内精算用の財布は、お金が飛び出さないように「改善する」余地はあるかもね。あとノッチの隙間(縦1.3cm、横2.4cm)もね。
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