2013.03.30 犬山
昨夜はタイガースの開幕勝利にちょっと呑み過ぎてしまい、7時のアラームにもさっとベッドを抜けだせなかった。窓の外はスッキリとした青空、ぐずぐずしているのはもったいないと7時10分に起床。ちょっとゆっくり新聞に目を通してから、8時15分スタートでフランチャイズの大江川緑地へ。青空に満開の桜が映えて、毎日のように来ている緑地がなんだか誇らしげで違って見える。
満開、ちょっと風は冷たいけれど春の陽射しがいっぱいとあって、花見の場所取りのテープがあちこちに張られている。花見のウォーカーも多くて、走りづらいのはご愛嬌だね。けさもいつもどおりの2周、10.8kmを走ってきた。
ことしの花見はどこに行こうかと妻といろいろ調べてきていたが、名鉄の「犬山城下町きっぷ」をつかって、犬山城界隈の桜を見に行くことにした。往復の運賃と犬山城の入場券と提携しているお店で割引などが受けられるクーポンの引換券がついたおトクな企画きっぷということのようだった。
電車の車窓からもあちらこちらに満開の桜が見える。植樹といえば桜を植えてきたからなんだろうね。日本人ってホント桜が好きなんだ。犬山遊園駅で降りて、木曽川堤の桜を眺めながら、国宝の茶室「如庵」のある有楽苑へ。茶の湯にはまったく知識がないので、よくわからないけれど、心が安らぐ感じはある。
犬山城の城山の麓にある「三光稲荷神社」は縁結びの神様とのこと。ハート型の絵馬が奉納されていた。ここでは長男に良いご縁がありますようにとお願いをする。そのとなり犬山城のすぐお膝元の「針綱神社」は、安産のご利益があるとのこと。ここでは娘(次男の嫁)の無事の出産をお願いしてきた。
国宝犬山城の天守閣に上るのは今回が初めて。これがとんでもなく狭く急な木の階段を上り降りするというおよそ「観光施設」とは思えないもの。(そうそう、靴を脱いで袋に入れて持って入るんだよ)築城当時の木材が多く残されているということもあって、床はミシミシ音を立てるし、床に隙間があったり、節穴があったりして、なかなかおもしろい。天守閣からの木曽川などの眺めは絶景だけど、手すりが低くて、高所恐怖症のわたしはうしろの壁に張り付いてカニ歩きをしないと怖くて落ち着いて見ていられなかった。でも、この俗化してないところはいい。
犬山城から南に真っすぐ伸びる「本町通り」は、電線地中化や空き店舗対策で小さな飲食店を集めた屋台横丁のようなお店ができたりして、ここ数年にぎわいを取り戻していると、ちょっと前にテレビで見た。きょうも結構人が出ていた。その中にある「どんでん館」は、犬山祭で曳かれている巨大な車山が4台展示されていて、間近で見ることができるとともに、からくりの仕組みなどをビデオを見ることができた。通りからちょっと奥まったところに入口があるせいなのか、ガラガラだったのがちょっともったいない感じだった。(入場料も160円と安かったのに)
最後に、郷瀬川沿いの城見歩道の桜並木を犬山駅まで歩いて、きょうのお花見は終了。単に桜を愛でるだけじゃなくて、いろいろ楽しめて「犬山」は侮れないぞって感じ。企画きっぷも含め、街ぐるみで盛り上げようという感じが伝わってきた。往々にして、この手のキャンペーンって、一部の恩恵を受ける人だけががんばっているということが多くて、がっかりすることも多いのだが、犬山は及第点かな。
満開の時期はホントに限られる桜だから、どこか違うところに出かけてみようと思うのだけど、あしたは雨こそなさそうだけど、きょうのような晴天は望めないかな。どうしようかな~。
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