2013.05.13 愛のない人?
きのうの最高気温29℃の余韻が残って朝7時で17.7℃。緑地の入り口までの2.3kmでもう汗をかく。オートライトの自転車のライトが点灯するくらいに濃くなった緑陰が気持ち良い。葉陰から差しこむ木洩れ陽がキラキラして清々しくて、走りはイマイチながら、いい気分であたらしい1週間がはじめられた。
走りといえば、ことしの24時間テレビのチャリティマラソンランナーに森三中の大島美幸が選ばれた。あの番組のチャリティマラソンって、ウルトラマラソンを走るわたしからすれば、制限時間からしても、あのサポートの手厚さからしても、わたしたちが走っているウルトラマラソンとは別物思っている。誰でもとまでは言わないが、よほど心肺機能が低いか、体力がない人でないかぎり。完走はそんなに大変なことではないと思っている。もちろん、距離は実際にそれなりの距離はあるわけだから、強い精神力は必要だけど。
今回、常識的に考えて、とても無理そうだという大島美幸に白羽の矢を立てたということ自体、マラソンを馬鹿にしているような気がしてしかたない。要するにテレビ番組のネタとして「おいしい」というか「面白そう」ってことだろうから。日テレの「スッキリ!」のキャスターの加藤浩次は「ムリですね。初めてだと思います、24時間マラソン断念。月5キロの減量ですもの」と語ったらしい。
膝や足首への負担を考えるとまずは相当な減量が必要だろう。でも、体重が落ちるとこんどは体力も落ちてしまうので、トレーニングに耐えられなくなってしまうし・・・。ということで、24時間テレビ本番までにも、減量だの、トレーニングだので、いろいろ番組のネタができる。またまた名トレーナー坂本さんの腕の見せ所なんだと思うが、テレビの面白がりにからだを壊さないといいんだけどね。
ついでにいうと、このチャリティゴリ押しの「24時間テレビ」そのものがキライだ。そして、ここまで書くと反感を買いそうだけど、繁華街などでボーイスカウトとか女子高生とかがズラリと並んで行なっている街頭募金活動も苦手だ。義援金だとか、募金だとかって、あくまでも本人の篤志によるもので、「黙って通り過ぎるなんて人間としてありえない」というようなオーラで無理強いするものではないはずだって思っちゃうんだよね。
「愛は地球を救う」ってものすごく傲慢なタイトルだなって思う。この番組がキライなんていうわたしはまるで「愛のない人」みたいだもんね。「愛」のかたちって、いろいろな表わし方があると思っているし、募金がすべてじゃないとも思うしね・・・。
« 2013.05.12 走る&歩く | トップページ | 2013.05.14 どうなるんだ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント