2013.05.16 命名権
けさの7時の気温は19.2℃。夜中に風向きが変わって北西の風がちょっと強く吹き抜けるようになっていて、体感的にはぐんと気温が下がった感じがする。その朝は6時前に一度目を覚ましたものの二度寝をしたら、アラームの6時30分が妙に気だるく(原因不明)、もうちょっとで起き出せないところだった。どうしたのかなぁ、季節の変わり目だろうか。
さわやかで走るのには申し分のない朝なのだが、たぶんペースが落ちるだろうと予想して「ちょっと強め」を意識して走り出す。それでもとくに速くなったわけではなかったけれど、これで、テンションを上げずに入っていたらどんな走りになっていたことやら。
走りから帰ってきて、キュウリの花が咲いているのを見つけた。全部で3輪。どれも根元に近い方の大きな葉の影に咲いていた。こんなところで実がついたとしても、地面に這ってしまいそうだ。もう少し早く剪定をしてまっすぐに背を伸ばすようにしておかなくちゃいけなかったみたいだ。とりいそぎ、横に伸びていきそうな茎と葉を少し剪定したが、花はかわいそうで摘めなかった。
きのう、ここに「緑地整備」の予算のことを書いた。自治体の財政難の折から、すこしでも収入を増やすために、いろいろな建物・施設の「命名権(ネーミングライツ)」が売却されている。味の素スタジアムとかヤフオクドームとか、○○歯科歩道橋とか・・・。ことしも「いきものがかり」のLIVEを観にいくうちの近くのアリーナも、できた当時は名古屋市総合体育館レインボーホールといっていたのが、今は日本ガイシホールだ。
鎌倉市が、由比ガ浜や材木座など市内3ヶ所の海水浴場の命名権を、この春から売りに出していた。それが、きのう「鳩サブレー」を販売している「豊島屋」に決まったと発表されていた。
命名権の常識から考えても、年間1200万円、10年間で1億2000万円を支払うというのだから、「鳩サブレー海水浴場」となりそうなところだが、豊島屋は、社名も商品名も使わず、一般公募でふさわしい名前を決めると記者会見で発表していた。なんでも、地元の企業として、由緒ある鎌倉海水浴場にどこかの社名とか、商品名がついてしまうのが忍びなかったということらしい。
なんと男気があるというか、めちゃめちゃ好感度があがる話だ。目先の利益とか損得勘定ではなく、社会貢献活動も含めた企業の経営理念が見て取れる。こんど東京に行ったら「鳩サブレー」をおみやげに買って、応援してあげようかなって思わせるよね。ただ、下世話な話だけど、このニュースバリューだけで、今年度分の1200万円は元がとれた(?)感じにはなっているなぁ。もちろん、それを狙ったわけではないだろうけど。
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