2013.07.19 選挙に行こう
7時の気温25.8℃、湿度66%、北西の風4.1m。なんて気持ちのよい朝なんだろう! 行ったことはないけど、夏の避暑地「軽井沢」ってこんな感じなのかな? 当然「走らない」などという選択肢は微塵も存在せず「気持ちいぃ!」とテンション上がりまくりで10.8km走ってくる。ただ、アゲアゲの気持ちほどには脚は軽くない。
参議院選挙の投票日が近づいてきた。選挙区が広いので候補者を乗せた選挙カーが回ってくることもほとんどないので、なんだか盛り上がりに欠けている感じがする。告示前は今回から解禁になった「ネット選挙」で、情報発信も活発になり投票率のアップも期待できるという予想だったが、フタを開けてみると、やっぱり選挙はネット(バーチャル)ではなく「ドブ板」だという声が多いようで、こちらも盛り上がりを欠いていて、低投票率になるのは必至の情勢だそうだ。
偉そうな書き方をしているが、わたしとて、ふだんから政治や経済、外交に社会保障・・・って諸々考えているわけではない。日々の暮らしをつつがなく終えることしか頭にないといってもいい。でも、選挙の時くらい真剣に考えてみたいっていつも思っている。住民票を移さないままだった単身赴任時代も、南区の選管から「不在者投票」の一式を送ってもらって、練馬でも福岡でも投票をしてきた。
たしかに「わたしの1票」で日本の未来が変わるとは思っていない。でも、今回の参院選は、その選挙結果によっては、日本という国が将来進む方向が大きく変わるターニングポイントとなる気がする。だから、わたしのたかが1票といわず、ぜひとも真剣に考えてその1票を行使したいし、してほしいと思っている。
今回、選挙戦が始まる前、あるいは各党のマニフェストが出揃うまでは、かなりそれぞれの党の主張が明確に示されていたような気がするのだが、いざ選挙向けの顔になったら、みごとにオブラートで包まれてしまって、苦いも甘いもわからないようになってしまった。そして、このタイミングに、失言だけはするまいという妙な自主規制がかかって、すっかり主張が曖昧になってきてしまっている。
それでも、改憲だったり、自衛隊の位置づけだったり、原発の推進だったり、数の力を得た(得ようとしている)ことを楯に、一気に右傾化しようとしている勢力もあるし、どっちつかずの優柔不断な勢力もあるし、どういう手法をとるのか明快な解のないまま、消費税増税の凍結を叫ぶ勢力もある。このあたり、包み隠された本音をなんとか透かし見ないといけない。
一庶民としては、たとえ「臆病者」と蔑まれようと、「他人任せでいいのか」と罵られようと、この国の「不戦の誓い」だけは堅持してほしいと思っている。わたしはもうこの歳だから戦場へ送られることはないと思うが、わたしの子どもたちや孫たちを戦場へ送ることはしたくない。今回、投票するにあたってのいちばんの基準はそこかな。
改憲・原発・TPP・消費税増税などなど、いくつかのカギとなる問題で、わたしの思うところと一致する候補者を・・・と新聞などで確かめていくと、すべてにぴったりという候補者はいない。あとは、どこまでだったら、あるいはどれだったら、考え方の違いを許容できるかというところだ。あした1日、ゆっくりと考えてみよう。
うちの中をさわやかに吹き抜けていた北西の風が、夕方からちょっと凪いだ感じ。日中33.4℃まで上がったその熱がまだ残っている感じもする。先週はじめの尖った暑さはないけれど、今夜はちょっと寝苦しいかも。まぁ、アルコール解禁の金曜日、ちょいと酔ってしまえばあとは爆睡でしょうけどね。
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