2013.07.22 投票率
熱帯夜。気温が高めなだけじゃなく湿度も高くて「蒸し暑い」という朝。ひさしぶりにのどが渇いていた。いつもどおりの時間に走りだすが、いつも国道に出るまでに追い抜くなかよし(?)の高校生の男の子と女の子が歩いていない。そうかぁ、小中高は夏休みなんだね。けさも曇っていて、陽射しはまっすぐ届かないが、湿度の高さに大汗をかいての10.8km。
きょうの朝刊は折込チラシがなく、ページ数も少ない選挙特別編成の「薄く」[軽い」新聞。でも、内容はずっしりと「重い」。この国がこの先進む道を安倍政権と連立与党に託すことを国民が選択したのだから、それはそれで尊重しよう。あとは、間違った選択や拙速することがないよう見ていなくちゃね。
それにしても、投票率の低さはどうにも信じがたい。「たかが1票で何も変わりはしない」っていえば、たしかにそのとおりだ。でも、以前にも書いたとおり、参議院選挙で3年に1回、衆議院で長ければ4年に1回、わたしたちに認められている意思表示の大切な機会だと思うんだけどな。そして、そういう機会がないと、真剣に公約だの施政方針だのといったことを読んだりしないでしょ・・・。
このところのマスコミの過剰な報道ぶりが、選挙への関心を削いでいるような気がする。たとえば、今回の選挙でいえば。事前の情勢分析の段階から「自民党の圧勝」が言われていた。そうなれば、自民党支持者は、わざわざ暑い中投票に行かなくてもだいじょうぶだろうって思うだろうし、反自民の人は、勝ち目のない投票(死に票を投じる)に行くのもつまらないって思うはず。
支持なし政党層は、勝ち馬に乗るっていう手もあるけれど、圧勝となるとじぶんが支えてやったという満足感が得られないから自民党という選択も今ひとつ「おもしろくない」って思えるだろうし、かといって、対抗勢力が盛り上がっていないので、そちらに投じて「風」を起こすというような期待もできないし、死に票はつまらない・・・。
そんなところだったのではないかと思う。これが、嘘でもいいから「大激戦」と伝えられていたら、選挙戦終盤のムードは違っていたはず。細かい票読みは各陣営に任せておいて、一般向けには選挙に「参加してみたくなる」ようなムードをつくるわけにはいかないものだろうかねぇ。
選挙が終わって、ニュース以外の情報ワイドでも、その結果が大きく報じられるのは、たぶんきょうまでだろうね。夕方にはイギリスのロイヤルベイビー誕生に向けての報道合戦がはじまっている。かく言うわたしも、おそらく2日もすれば、ふだんの生活の中で政治のことに思いを致す時間はほとんどなくなってしまうだろう。そんなんじゃダメなんだろうけど、一般庶民ってそういうもんだよね。
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