2014.01.30 女は強い
どんよりとした曇り空。けさはオレンジの朝焼けが見られなかった。最低気温は2.2℃、これくらいなら寒さは感じない。雨の予報だったが、7時の空は東の空にまだ少し明るさが感じられたので、あと1時間はだいじょうぶだろうと、いつもどおり走りだす。残念ながら、残り1.2kmくらいから雨が降りだした。ひどくなる前になんとかゴールできたが、ウエアも髪も結構濡れた。けさも10.8km。
けさの新聞の1面トップは「新たな万能細胞作製」というニュースだった。神経や筋肉、血液などからだのさまざまな組織になる能力がある「万能細胞」を、これまでよりも簡易で安全性の高い方法で作製することに成功したということだ。わたしは文系の人なので、記事を読んでいてもさっぱりちんぷんかんぷんなのだが、同じ万能細胞であるiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した京大の山中教授に匹敵するものということだ。
今はまだマウスレベルの研究なのが、今後、ヒトの細胞でも作れるようになれば、再生医療に大いに役立つことが期待されているという。どれくらい先になるかわからないが、ガンの治療に応用されるかもしれない。
わたしがいちばんびっくりしたのは、この研究のリーダーが、まだ30歳の女性だったということ。当初は「何百年の細胞生理学の歴史を愚弄している」とまでいわれて、まったく信じてもらえなかった研究をコツコツ地道に続けてきて得られた結果という。そうした基礎研究は女性のほうが得意というか、性格にあっているような気はする。執念深いともいうが・・・(笑)。
わたしの理解できる範疇でいえば、マラソンランナーもおなじだ。スタートと同時にかっ飛んでいったものの、後半失速してしまうという走り方は女性ランナーには見られない。基本的にはじめからじぶんのペースを守って淡々と距離を刻んでいくその走りは終盤に強いんだよなぁ。40kmを過ぎて後ろからヒタヒタと迫ってこられて、あっさりかわされると、脚に貯金が残っていないとふだんなら何でもないペースに追いつくことができない。まぁ、ここでも「女は強い」のよ。
実験の時は白衣ではなく、白い割烹着という小保方晴子ユニットリーダーさんは、すっかり時の人になってしまったようだが、ここは野次馬的な興味で追いかけるのではなく、今までどおり研究に専念できるようにそっとしておいてあげたいものだが、マスコミは黙っちゃいないんだろうなぁ。
夕方まで残った雨はようやく上がって、あしたは平年並みに寒いけれどよいお天気になりそう。1月のラストランは気持ち良く走り終えたいもの。
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