2014.03.17 輝きを失う
手足の先の血行が悪く、ひびやあかぎれ、しもやけを起こしやすいわたし。寒い日が多かったことしは酷い状況には至ることなく、ここまでなんとか乗り切ってきていたのだが、つい最近、毎日のケアに使っていたヒビケア軟膏がなくなってしまった。でももう3月中旬だし、今から新しい1本を買うまでのことはないと油断した(ケチった)ために、先週の木曜日に右足中指の付け根が、金曜には右かかと、そしてきのう、左かかとがパックリと。゚(゚´Д`゚)゚。 うちの中では、かかとを上げて歩いている。
明るい春の陽射しがたっぷり注ぐあたたかい春の朝なので、じっとしているわけにはいかず(?)いつもどおり走りに出る。短距離と違って、マラソン(ジョギング)は、かかと着地。厚めのソールのシューズを選択したけれど、一歩ごとにピリッ、ピリッと痛みを感じる。なるべく軽く着地するようにと思うので、ただでさえ短いストライドが、もっと短くなる。緑地に入って1周目の中間くらいまで走った頃(4kmくらい)から、着地の痛みを感じなくなる。麻痺したというところだ。
いつもよりもkmで30秒近く遅い5分40秒/kmのゆったりペースで10.8km。心拍数が上がらないので、走りそのものは気持ちよかったけれど、当然のことながら、ぱっくりはくっつかない。ホントはおとなくしているのがいちばんなんだろうけれどね。
伊勢丹のカリスマバイヤーと言われた藤巻幸夫が、亡くなった。「ちょっと高いけれど、こだわりのある良いもの」というのを見つけてくる天才的な嗅覚を持ったバイヤーとして頭角をあらわすと、その後、経営不振だった福助の再建にかかわったあたりまでは、飛ぶ鳥を落とす勢いだったように思う。その後、イトーヨーカドーの衣料部門の責任者を務めたり、最近はザッパラスが運営する「藤巻百貨店」のプロデュースを行っていた(名前貸しって感じみたいだけど)けれど、かつて感じられた天才的なバイヤーの輝きみたいなものは感じられなくなっていた。
「こだわりのある良いもの」でも、価格が高いものには触手が伸びない「ケチ」なわたしとしては、彼のプロデュースしたものを買ったことはなく、政界に進出した(進出しようとした)あたりからは、個人的には違和感も感じたし、魅力も感じなくなってしまったのだけど、何にしても54歳は早いな。
同じく、とくにファンだったわけでも何でもないが。安西マリアも急性心筋梗塞で亡くなった。こちらは60歳。これもまた早いなぁ。言っちゃあ悪いけど、いわゆる「一発屋」だったわけで、はじめに一気に上り詰めて輝きを手にしてしまったから、辛かったんじゃないのかなぁ。
こうして思うと、平凡な人生というのは決してわるくないってことだよね。
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