きのう東京から帰ってきて、駅まで迎えに来てもらった妻のクルマの中で、未明に孫がひきつけを起こして救急外来にかかったという話を聞いた。出かける前の水曜日に突然熱を出していて、ウィルス等は検出されないので「突発性発疹」だろうという診断を受けていたのだが、そのまま熱が下がらず熱性痙攣に至ったみたいだ。
突発性発疹による発熱は、こどもの誰もが通る道で、たいていは1歳までに経験するものだけど、うちの孫はちょっと遅かった(もうすぐ1歳半になる)というわけだが、熱性痙攣までいくとさすがに親も慌てるよね。孫のお父さんである次男がひきつけた時も、ひどく慌てたなぁって思いだしていた。
その孫がぐずってなかなか泣き止まないので、マンションのご近所に迷惑をかけるといけないからそっちに泊まりに行ってもいいかという電話がかかってきたのが深夜1時。まだ熱が下がりきらない孫は、ちょっとだけ愛想笑いをしてくれたが、布団を敷いて寝かしつけると、ぐずることなくすぐに寝入って、夜中トイレに起きた時もぐっすり眠っていた。けさは、はじめて一緒に朝ごはんを食べて、その後うちに帰っていったが、まだ熱はあるようだった。熱がおさまるとからだじゅうに発疹かな。うちの子たちはすごく軽くて、背中にポツポツとできた程度だったけど、この子はどうかな。
そんな朝を過ごしたので、午前中は走りに出られず。きょうの走りは、いつも緑地を突っ切って、天白川の堤防道路で木曽三川ウルトラのイメトレをして(?)、大府、南大高、大高緑地公園の坂をたっぷり楽しむという25.0km。途中20kmすぎから下腹部の鈍い痛みが出はじめたが、以前の下腹部全体にひろがった感じではなく、なかなか完治しない恥骨筋あたりの炎症からきているような気がする。信号で立ち止まるとまったく何も感じなくなり、信号が変わって走りだすとまた感じはじめるという不思議な現象は以前と同じ。先週のように走り終えたあとにも違和感が残るということがないので、なんとかこのまま調整していけるかな。木曽三川ウルトラまであと2週間。1週間前の来週土曜日に30km走をするかしないか考えているところ。<25.0km 5:53/km 52.3kg 10.2%>
東京出張から帰ったら、木曽三川ウルトラマラソンのゼッケンが送られてきていた。この大会、中日スポーツの発刊60周年を記念して60kmのウルトラマラソンとして開催するとはじめの告知にあって、一応ホームページには「第1回」とあるのだが、おそらく来年以降は開催されないであろう(開催する気はないだろう)という印象をつよく与えるくらい、まったくもってずさんな大会だ。協賛スポンサー集めはとてもうまいようだが、これまでウルトラマラソンを開催した経験(もしかしたらマラソン大会全般)をもたない広告代理店とかイベント会社が運営しているんじゃないのだろうか。
送られてきたゼッケンの封筒の中には、大量の協賛スポンサーの広告チラシが封入されていたが、肝心の当日のスケジュールや、当日の会場案内図、最寄り駅からのシャトルバスの案内(公共交通機関を使えって言っているのに)など、ランナーとして欲しい情報がまるで入っていない。「どこへどうやって何時までにいくの」ということがわからないなんて、これってありえない。
ホームページには「会場図面や当日の詳細につきましては、「参加案内」として、近日中に、皆様にメールで配信するとともに大会公式ホームページでもご案内します。」と書かれているが、全員がメアドを登録しているのだろうか、そして、Webサイトを全員が見られると思っているのだろうか。メアドといえば、先日も書いたが、同報で送られた450人のメールアドレスが全部丸見えの状態で送信するという実に初歩的でお粗末なミスも犯している。
また、手荷物預かり用ということで、透明の何でもないビニール袋とゼッケン番号を記入する用紙が入っていた。ゼッケン番号はじぶんで手書きしろということだ。最近の都市型マラソンでは、少なくとも口がきちんとしばれる紐がついているものがほとんどで、ゼッケン番号の印字されたステッカーが送られてくるものがほとんどだ。いくら「スタート・ゴールが同じ場所」でトラックなどで運搬するわけではないと言ってもこれはないだろう。
わたしなどは、着替えが入ればいいのでまだしも、地方から遠征してきている人(そんな人エントリーしていないか?)は、荷物も多いし重いだろうから、こんなやわなビニール袋でしかも口をしばるものがない状態ではダメだろうということは容易に想像できる。クルマの人は車内においておけばいいとしても、基本、公共交通機関を使えと言っているのに、まるでランナーのことがわかっていない。
当初、5kmごとのスプリットタイムを記載した記録証を当日発行してくれることになっていたが、10kmごとに変更になったようだ。
ボランティアも足りていないようで、出場者のわたしにもボランティア募集の案内メールが届いていた。そのボランティアに応募したランナー仲間のところには、今もまったくその活動についての要項が送られてこないらしく困っているようだ。
万事こんな調子だから、60kmとなれば当然給水だけでなく給食も必要となるわけで、それがきちんと運営されるのだろうかとか、さほど幅の広くない堤防道路を折り返しコースとして使うのだが、キチンとランナーを誘導できるだろうかとか、スタート時間までにシャトルバスが会場に着くだろうかとか、着替えの場所や仮設トイレはだいじょうぶだろうかとか、ただただ堤防道路を走るので、コース途中でお手洗いに行きたくなったらどうするんだろうとか、考え出したら当日がホント心配。走る前からこんな心配だらけの大会も、こんな調子では2回目はないなって思わせちゃう大会も今まで経験したことがないなぁ。
あしたは、ランナー仲間が大挙して出場する「いびがわマラソン」の応援に行く。20年以上前になるが、わたしが参加した(初フルがいびがわ)3回はいずれも快晴だったけれど、ここ2年は雨の中の大会だったようだ。そして、あしたも「雨」予報。ランナーも体が冷えて大変だけど、ボランティアもわたしたち応援組も雨は辛いなぁ。でも、元気いっぱい応援してこよう。