2015.01.22 売りたい
けさは予報どおり朝から雨。しかも結構な本降り。きょうは休養日と決めていたけれど、恥骨筋あたりの炎症がちょっと気になるので、ちょうどよかったかも。これって、お天気のせいかなぁ・・・。神経痛とかはお天気が下り坂だと痛むとか言うけどね。
いつもより1時間早く出勤しなくちゃいけないという次男の嫁からのSOSで、はじめて孫を保育園まで送り届けた。ちょうど雨で走れなかったから好都合だった。孫の通う保育園のまわりは、旧東海道から少し入った昔の寺町で、道が狭くてクルマのすれ違いができない。そこにきょうは本降りの雨ということで、クルマでの送りの人が集まるものだからあちらこちらでミニ渋滞が発生していた。わたしもすれ違いのために50mほどバックしたりした。クルマに乗るのが大好きな孫はハイテンションでよろこんでいたが、じ~じは神経を使って、朝からちょっと疲れたぞ。
きのう、ことしの「本屋大賞」の候補作が発表になった。この本屋大賞は、直木賞や芥川賞などの文学賞と違って、全国の本屋さんの店員さんの投票だけで選ばれる賞なので、その選考基準は、じぶんがいちばん売りたい(みんなにすすめたい)本ということだ。
なので、格調高さよりもエンターテイメント的なおもしろさが評価されるため、本好きには本選びの参考にしやすいというか、わかりやすい賞といえるかな。これまでの受賞作も「海賊とよばれた男」とか「舟を編む」、「謎解きはディナーのあとで」など、実際によく売れた本が受賞している。あ、受賞したから売れたとも言えるか。
ことしの候補の中では、「キャプテンサンダーボルト」や「ハケンアニメ!」、「満願」、そして直木賞受賞作の「サラバ!」に個人的には興味を惹かれている。ただ、わたしは、濫読で結構本を買うので、ハードカバーは買わない文庫本派だから、ことしの大賞は、2年後(?)くらいの本選びの参考ということになるのだが・・・(;´∀`)
きのうも「しかける」話を書いたが、この本屋大賞は、本屋さんの現場の思惑とじつにストレートにマッチしている。「売りたい」思いが嫌味でなく受け入れられた稀有な例といえるかもしれない。本屋さんは基本的に全部の出版社の本を取り扱えるはずだけど、本屋大賞の選考にあたっては、扱うところが少ない小さな出版社の本は対象となっていないようだ。どこの本屋さんでも扱える本の中から選ぶということだから、全国の書店を巻き込んで展開できるというわけだ。
化粧品店でもこういうイベントができるといいなとは思うのだが、デパートやドラッグストア、化粧品店と業態が違うと取り扱うメーカーやブランドがまちまちだし、化粧品専門店だけでも、お店によって扱っているメーカーやブランドがバラバラなので、本屋大賞のようにはいかないんだよね。
当初の予報より雨が長引いていて、夜になっても降り続いているが、あしたの朝までにはあがっているはずだから、走りに行こう。雨上がりの緑地はしっとりとしていて、和らいだ気分になれそうだ。
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