2015.05.25 最大手でも厳しい
先週の金曜日、うちからいちばん近いヤマダ電機のお店の「閉店セール」の折込チラシが入った。よくある改装前の閉店売り尽くしかと思ったのだが、そこには「完全閉店」と書かれていて、閉店後の修理などのサポートをする近隣のお店の紹介もついていた。あぁ、ホントに閉店なんだとちょっと驚いた。だって、2013年4月のオープンだから、開店してから2年しか経っていないんだから。
きのうの日経のWebサイトでは、この5月末に全国で46店舗を閉鎖するというニュースが報じられていて、この「名古屋南丹後通り店」は、そのうちの1店舗ということだ。このお店は、規模がそれほど大きくなく、少し離れたところといっても、ほぼ同一商圏内と言える場所に大型店があるから、キズが深くならないうちにということなのだろうか。ほぼ同じ時期にオープンした「New東海店」(ここもうちから6km弱)も閉店店舗だ。おそらくどちらも自社の建物ではなくてリース物件だろうからできることだと思うが、それにしても大胆なスクラップ&ビルドだな。
白物家電は何年に1回の買い替えだし、パソコンもかつてほどには買い替えなくなった。ことしWindowsのOSが新しくなるが、今回はなんと無償アップグレードなので、そのための買い替え需要も発生しない。携帯やスマホも、かつては家電量販店が在庫の面でも価格面(ポイント)でも圧倒的優位だったのだが、最近は携帯の専門ショップが遜色ないところまで追い上げている。なので、わたしにとって、家電量販店ってそうそう頻繁に足を運ぶところじゃなくなっている。おそらくそれが全般的な流れなんだろうな。
郊外型のお店を閉鎖する一方で、ヤマダ電機は東京駅八重洲口にお店を出すなど、都心へと攻め込もうとしている。ターミナル駅での家電量販店の「戦争」は、新宿でも池袋でも今も激しいようだ。名古屋では、JRゲートタワーに「ヨドバシカメラ」が進出してくることになっていたが、ビルの完成が予定より1年遅れることになったことなどで、破談となっていた。で、そこにすぐさまビックカメラが名乗りをあげている。ビックは名古屋駅の新幹線口にお店を構えているが、桜通側にもお店を出して、ヤマダ電機のLABIに正面(真横)から勝負を挑むことになる。
ヤマダ電機にはソフトバンクが出資して業務提携をすすめていくようだし、日本最大の売上と店舗数を誇るヤマダといえども、なかなか厳しい状況下にあるのだということがわかる。最大手をしてこの状況だから、下位グループの苦境は推して知るべし。そして、これでおそらく「街の電気屋さん」の息の音が止められることになるだろうな。
おなじように淘汰されるといわれてきた「街のお化粧品屋さん」。10年前に見切りをつけたわたしは、決して早計だったとは思っていないが、なんだかんだ言いつつ意外にしぶとく生き延びている。かつてともにメーカーと戦ったり、IT化を進めたりしてきた仲間のお店ががんばっているのを見聞きするはうれしいこと。メーカーもあらためて化粧品専門店のもつ力を見直そうとしているという。メーカーのことはトップが変わるたびにころころ方針が変わるから、じぶんのことはじぶんで道を切り開いていってほしいものだ。
さてさて、そんな真面目なことを考えていた週明け月曜日。きのうは走るのをお休みしたし、土曜日も21km走ってはいるが、ガチペースではなかったので、きょうの朝ランは気分よくペースが上げられるはず・・・と思っていたのだがが、緑地に入ってからの1周めから、どうも調子が上がらない。シューズのローテーションでソールが厚くいちばん重いものだからかな? と思ったりもするが、どうにもモヤモヤしたままペースアップの2周めも終わる。公道に出てからの復路はまぁまぁ走れたから、からだがちゃんと目覚めていなかったということかな? まぁ、あまり気にしないようにしておこう。
往路5:25/km、1周目5:08/km、2周目4:35/km 復路4:41/km
<10.8km 4:57/km 54.3kg 10.6%>
あしたは気持ちよくペースアップできますように!
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