2015.08.31 攻めた走り
月末と週明けが重なる・・・わかっていたけど、やっぱりキツかった。くわえて、このところパフォーマンスが著しく低下しているシステムくんが、本日も不機嫌で・・・。あぁ、疲れた。機械モノって、調子が悪いから「買い換える」って決めると、途端に調子良くなるか、一気に使えなくなってしまうかってことがあるんだけど、うちの今のシステムは、年末にあたらしいシステムに移行となることが決まっていて(その関係でなんども東京出張しているんだけど)、それで拗ねているのかもしれないね。最後なんだから、有終の美を飾ろうって気分になってくれないかなぁ・・・(って、ひとの心は通じないよね)
明け方の雨も上がって、東の空からは朝の陽射しがのぞいてきそうということで、8月最後の日も朝ランに出られた。前半はポツポツ細かい雨が落ちていたが、本降りになることなく無事いつもどおりの10.8km。8月は323.9km。暑かったわりには走れたね。
<10.8km 5:15/km 52.1kg 9.0%>
きのうの午後の走りで、ちょっと速筋に刺激を与えたので、けさは入りから少し速め。緑地内の2周(6km強)は5:15/kmくらい。で、がんばった結果、きのうはダウンジョグのようになってしまった復路(2.3km)は、少しだけビルドアップできて、5:00/kmで帰ってこられた。来月に入ったら、まずは安定的にkm5分でいけるように上げていこうかな。
朝刊を読んで思うところありなので、きのう書いた世界陸上の話の補足を。こと陸上競技に関しては身体能力の差が著しいので、日本選手に順位面での結果を求めるのは酷だと思っている(テクニックでカバーできる競歩は楽しみになってきたけど)。それでも、きのうの女子マラソンの結果を「よく粘った」というような論調で語るのは、ちょっと違うような気がする。
最近の女子マラソンは、残り10kmくらいでアフリカ勢がちょっと揺さぶりをかけると、もうそのまま一気に差がついておしまいという展開が続いている。きのうもまったくパターンどおりの結果だった。これって、工夫がなさすぎるような気がする。あきらかに持ちタイムが違うので、日本の選手が勝つ(メダルを取る)のはむつかしいとは思うが、レースは生きものなので、前半から飛ばして独走するとか、アフリカ勢よりも早めに仕掛けるなどして、パターンを崩して、アフリカ勢を慌てさせるようなことができたら、おもしろい展開になるかもしれない。ふだんのじぶんの走りのタイプと違うからなんていう消極的なことを言っていてはいつまでたってもこの壁は崩せないだろうね、
今回の代表3選手でいえば、まだマラソン経験の浅い前田彩里は、こわいもの知らずっていうような感じで、ペース走みたいに速いタイムで攻めていったら面白かったのにって思う。たしかに「参加することに意義がある」だろうけど、トップアスリートらしいチャレンジもあってよかったんじゃないかな。たとえ、結果がおなじ13位でも、攻めていれば、トップ集団についていけなかったという敗北感は感じなくてもすんだように思うのだが。
その点、夜の5000m決勝の鈴木亜由子は、持ちタイムで1分近く差があるアフリカ勢を相手に、序盤2000mまでは、尾西美咲とともにトップを走るという積極果敢に攻めた走りが光っていた。結果は惜しくも9位で入賞は逃して、オリンピック代表一発内定というのは逃してしまったけれど、あの大舞台で自己ベストを更新したのは立派! 見ていてじつに清々しい走りだった。選ばれたアスリートなんですから、これくらいのパフォーマンスは見せてほしいよなぁ。鈴木亜由子は地元愛知の進学校時習館高校から名古屋大学に進んだ文武両道に長けた娘。これからが楽しみだ。
・・・なんて言ってるわたしは、ゆったりじぶんのペースで入って、30kmからの「壁」も粘って大きくペースダウンしない走りでいこうって思っているんだけどね。まぁ、日本代表ってわけじゃないからいいよね。