2015.10.07 縁がない世界の話
2日続けて、日本人研究者のノーベル賞受賞のニュースが届いた。とくに知り合いというわけでもない(笑)し、そんな学問には触れたこともないんだけど、ちょっと誇らしい気持ちにはなる。
おとといの大村智さんのノーベル医学・生理学賞受賞のニュースは、微生物の研究からアフリカで蔓延していたフィラリアの害を防ぐ抗生物質の発見に至るというストーリーと、その微生物を伊豆川名のゴルフ場の土から発見したこととか、いつもお財布の中に土を採取するためのビニール袋をもっていることなど、ワイドショー的なエピソードがいっぱいあったので、テレビの情報バラエティもニュース番組もずいぶん助かったようだ。
ところが、きのうの梶田東大教授にノーベル物理学賞のニュースは、さすがに伝えづらかったみたいだ。そもそも、「素粒子ニュートリノに質量があることを発見」といわれて、なるほど!って理解できた人が、新聞社にもテレビ局にもあまりいなかったんじゃないかな。
新聞の特集記事も、ニュースの特集でも、本来なら、ノーベル賞を受賞するに至った研究について、わたしたち凡人にどう噛み砕いて伝えるかというところが肝心だと思う。マスコミにも、物理学に精通した人はいるのと思うのだが、「素粒子ニュートリノに質量」というのをキチンとわかりやすく説明できる人は限られていたようだ。けさのかなり噛み砕いたはずの新聞記事でも、さっぱり訳がわからなかった。
きょう夕方のニュース番組では、小ネタを繰り出して、研究の内容より、人となりのほうでノーベル賞受賞を伝えようとしていたが、埼玉の行きつけのお寿司屋さんを取材してきたまでは良かったが、「今、食べたいもの」という質問が「いやべつに・・・」で終わってしまい、無理やりお寿司に話をつなげて「冷酒を召し上がるんですよね」と拡げようとしたものの、「焼酎とかもいただきます」と終始、会話が噛み合わず、見ていて痛い内容だった。せっかく東大に中継だしたのにね・・・(笑)
さて、あとは毎年、ことしこそはと騒がれている文学賞に村上春樹が選ばれるかどうかだ。おそらくあした(8日)に発表のはず。果たしてどうなんでしょう。
発熱騒動で1日休んでけさ朝ラン再開。もっとも、きのうは人間ドックで絶食の朝だったから、熱に関係なく走る予定はなかったけれど。じぶんでは脚もでているし、気持よく走れたつもりだが、時計をみると結構かかっている。走りこんだことの筋肉疲労と違って、風邪とか発熱とかで崩した体調はすぐには戻せないね。まぁ、焦らない、焦らない。
<10.8km 5:24/km 52.5kg 9.4%>
あすは7時前ののぞみで東京出張。午前と午後に2本ミーティングがあるので、朝イチの作業も本社に行って片づけようというスケジュール。これだと、ほんと、ちょっと前に書いた新幹線通勤ってところだな。当然、朝ランはおやすみということになる。
« 2015.10.06 げっぷ堪えたのに | トップページ | 2015.10.08 出張族 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2019.03.24 楽しめたけど(2019.03.24)
- 2019.03.20 障害対応(2019.03.20)
- 2019.03.19 全面禁煙(2019.03.19)
- 2019.03.18 残念(2019.03.18)
- 2019.03.17 地域密着(2019.03.17)
コメント