2015.10.09 守りから攻めへ
けさの朝刊に、大筋合意した環太平洋経済連携協定(TPP)によって、重要5項目(米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖)以外にも、身近な食品の多くで関税が撤廃されることが報じられていた。それによると、現在関税が課せられている834品目のうち、400品目ほどの関税が撤廃されるという。他の品目についても大幅に関税が下げられるのだそうだ。
みかんとの競合が予想されるオレンジは8年目までに撤廃、ブドウは即時撤廃だそうだ。肉類では、ソーセージとその原料が6年目、ビールカレーのレトルトが11年目にそれぞれ撤廃される。シャーベットなどの氷菓やチューインガムも関税が撤廃となるという。
そもそも驚いたのが、現在834品目も関税が課せられていたということ。それでいて、輸入食品って総じて国産のものよりも安いものが多かったわけだから、国産のものがいかに生産コストがかかっているか、逆には海外の農家はいかに効率よく生産しているかということが如実にわかる。関税とか補助金に守られて、コスト削減の努力がおろそかになっていたということなのだろうか。この記事を読んでいて、ちょっと前までの街のお化粧品屋さん(わたしが自営していた頃くらいまでの時代かな)みたいだなって思っていた。
今回のTPPで、輸入食品はさらに価格が安くなることが予想される。とはいっても、果物や野菜などの生鮮品はもちろん、加工食品にしても、安ければ何でもいいわけではないし、とくに食の安全の点から、多少高くても消費者は国産のものを選ぶと生産者は考えているかもしれないが、輸入品の増加で価格破壊がいろいろな食品で起きるのはまちがいない。
いざ、輸入品との戦いとなった時、もう誰も(国は)守ってくれない。というか、守られているということ自体が敗北を意味するわけだから、今から(もう遅いくらいだ)力を蓄えていかなくちゃいけないはず。国の政策も、補助金だのセーフガードなどで保護しようじゃなくて、大規模経営化を後押ししたり、企業が農業に本格的に参入できるようにしたりと、攻めの方向に転じないといけないんじゃないかな。
きょうも体調は万全じゃない。熱は意地で(?)抑え込んでいるけれど、鼻水、鼻づまり、喉の痛みなどなど風邪の初期症状が、燃え残った灰みたいにくすぶっていて、夜中に目覚めたりしたりで、イマイチすっきりしない。大阪マラソンまであと2週間あまりという、このタイミングで体調をくずしてしまったのは情けない。
でも、けさはいつもどおり朝ラン。脚は軽いんだけど、楽なペースでと思っていたら、緑地の1周目は5:32/kmかかっていた。これじゃぁちょっとな・・・と、少しペースを上げて2周めと帰路は5:03/km。まぁ、こんなもんですかね。とにかく、体調を整えるのが急務だな。
<10.8km 5:20/km 51.9kg 9.1%>
夕食を済ませて19時30分ごろ会社PCの前に戻ったら、本社サーバにアクセスできなくなっていて、Webブラウザもメールもダウンしていた。サーバが落ちたみたい。生きていた在庫管理システム系のwebサーバとDBサーバでできる仕事をしていたのだが、とうとうネタが尽きてしばらくブレイク。いくつか私用を済ませて、復旧していた21時すぎから、もう少し仕事をして・・・としてたら、本日も22時を回った。うん、おつかれさま>ぢぶん
あしたは、ご褒美(?)に、仲間とBBQ! 昼間っから呑めるぞ!
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