5泊6日の東京出張から帰ってきた。今回はお店サポートが終わった翌日のきょうも本社で19時過ぎまで打ち合わせや作業をしてからの帰宅なので、ほんとまるまる6日間というかたちだった。
土日も夕方からとはいえ、お店に出ていたので、先週は就労時間が80時間を超えた。この数字とか、ホテルに戻って夕食が23時だったなんていう書き込みだけを見られると、なんてブラックな会社だろうって思われてしまうが、わたしが好きでやっていることなので、とりあえず苦ではない。ただ、朝食バイキングはメニューが代わり映えしない(微妙に変わっているところもあるけれど)ので、さすがに飽きたかな。
このお店でレジを打つという仕事は、個人的には現場に出られて、お客さまと近いところで仕事ができるので、商売屋のこどもに生まれたわたしとしてはとても楽しい。とはいっても、テキパキと高いレベルのレジ業務を行わなくてはいけないのでおじいさんとしては、結構必死なんだけどね。それに、今回はミスも少なく(お客さまにご迷惑をかけるミスはなかった・・・はず)終えられたけど、ほんとは、わたしみたいなじいさんが店頭に出てちゃダメなんだけどね。
お客さまがお買い物を楽しんでいらっしゃるところを見られるのが楽しみなのだが、なんだか、それを感じられることがだんだん少なくなってきたような気がする。以前よりも、おかげさまでレジ前の列が長くできるようになったことで、おまたせしているということが要因のひとつだろうし、ようやくレジ前にたどり着いたら、このおっさんがレジを打つのかぁってがっかりした人も多いんじゃないかと思ったりもする。だって、じぶんがお客様の立場だったら、きっとそう思うもんなぁ(;´∀`)
でも、なんでこんな不機嫌な顔なのって人が結構いる(とくに若い女の娘)。ツンとしてるとクールな美人に見えるかもなんて思っていたら、それは勘違いだぜ!って言いたい気分になる。レジ前にきてもLINEをやっている人、携帯で誰かと話している人、携帯音楽プレーヤーを聴きながらなので、こちらの「クレジットカードのお支払回数はいかがいたしましょう」という問いかけに反応しない人や、黙って指を1本立てるだけの人、上から目線でお店の人間を見下している人などなど、「お客様は神様」ですから、何も言いませんが、なんだか殺伐としたものを感じることが多くなったみたいだ。
そんな中に、笑顔を絶やさず「一括払いでお願いします」って言ってくれる人、お客さまのほうから「ありがとう」って言ってくださる人などがいらっしゃると、心底うれしくなる。もちろん、だからといって、その人にだけとくべつのサービスをするわけにも、お値段を安くしてあげることもできないけれど、お客さまを送り出す時のお辞儀の角度も、「ありがとうございます」の声も自然に大きくなるし、袋詰をしたり、最後に商品をお渡しするときも、丁寧になるくらいのことはふつうに起こることだよね。
じぶんのほしかったものを買うのって、とてもたのしくうれしいことなんだから、ちょっと変な言い方だけど、お店の人を気持ちよくさせて、最後まで楽しかったぁ・・・で買い物が終えられたらいいよね。わたしは、そういうお客さまでいたいなぁ。
この5日間のサポートで、ちょっと口角あがったみたい・・・(笑)