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2016/06/21

2016.06.21 夏の恵方巻

 天気予報どおり雨の朝。それもかなり強く降っているので、うんもすんもなく朝ランはお休み。もっとも、右足の完治のために、雨で走れない(走らない)ことは、きのうの夜の時点で決定事項ではあったんだけどね。で、その右足の状態は、昨夜、足底にも冷湿布を貼って眠ったこともあって、日常の中では、違和感などなにも感じることはなくなった。走ってみるとどうなのかはわからないが、とりあえず、あしたの朝は走ってみることにしようと思っている。

 小売業は、あの手この手で販促をかけていくものだけど、コンビニでこの夏目立つのが「夏の恵方巻」。節分は年に4回あるから、別に冬2月に限ったものではないと、たしか4~5年前から、イオンなどのスーパーからはじまったものと記憶しているが、ことしはコンビニがこぞって力を入れているようだ。とくにいちばん力を入れているのがセブン-イレブンで、予約受付中のポスターがかなり目立っている。3本買うとnanacoポイントが50ポイントもらえるらしい。

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 どうやら、コンビニが「夏の恵方巻」に注力するのには、ちょっとした訳があるみたいだ。夏の時期の食品絡みのイベントとしては、なんといっても「土用の丑の日」のうなぎがダントツなんだけど、ここは、コンビニには少々ハードルが高い。このところのうなぎの価格の高騰で、通常500円くらいが相場のコンビニのお弁当からすると、2000円前後のうな重は、高くてあまり売れないと予想されているようだ。おそらく、販売ロスを避けて、予約受付分の販売に絞り込んでいくと思われるが、それでも、そんなに旨味のあるイベントではないということなんだろう。

 で、かわりに「夏の恵方巻」に力を入れるのだろう。恵方巻の平均的な価格は300円前後、ならば、無理に2000円のうな重を売り込むより、300円の恵方巻の6個とか7個とかのほうが売りやすいということなんだろう。ただ、あまり表立って報道されていないが、ことしの2月の「恵方巻」商戦では、販売計画が狂って、大量の廃棄処分が行われたと言われている。ふつうの食品スーパーは、閉店近くになれば、タイムセールや半額シールなどで、とにかく売りさばいてしまうけれど、最後まで値段をくずさないコンビニでは、仕入れすぎたものは、そのまま廃棄となる運命だ。なので、食品ロスを発生させないためにも、強気一辺倒じゃない精緻な販売計画を立ててほしいものだ。もったいないもんねぇ。

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 セブン-イレブンのサイトを見ていたのだが、近畿・中国・四国は「厳選八品目の恵方巻」が販売されるのだが、それ以外の全国では「厳選七品目の恵方巻」の販売となる。どちらも298円(税込)なのに・・・。七品目は、きゅうり・おぼろ・しいたけ煮・かんぴょう煮・厚焼き玉子・酢れんこん・あなごで、近畿・中国・四国では、プラス高野豆腐が入った八品目だ。

 ちなみに、ことしの土用の丑の日は7月30日(土)、夏の節分は8月6日(土)だ。

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