2016.06.24 国民投票
EUからの離脱の是非を問うイギリスの国民投票は、「離脱」が過半数を占める結果となった。日本のみならず世界経済への影響が心配されるが、わたしはイギリス国民がうらやましい。国民投票には拘束力はないというものの、EU残留推進派のキャメロン首相が辞任を発表するなど、この国民の意志が国を動かそうとしているからだ。
どこかの国は、与党が議会の過半を占めるのを良いことに、安全保障というこの国の未来の道筋を変えるようなとても重要な決定を、強行採決というかたちで決めてしまっている。あの時、国会の周辺で大きなうねりとなっていたはずの国民の声は、これっぽっちも届かなかった。原発の再稼働も、辺野古への基地移転の問題も、国民の声はまったく届いていないかのように、ことが粛々と進められていく。
イギリスがうらやましいことはもうひとつある。この国民投票に70%を超える人が投票に行っているということだ。「わたしひとりの声なんてどうせ届きはしない」とか「わたしひとりくらい投票にいかなくても大勢に影響がない」と考えている(と思う)日本人とくらべると、その差にがっかりするばかり。国民投票がないのだから、国政選挙は国民ひとりひとりの声を反映させる大切な手段のはずなのに、世論調査では「投票にいかない」「関心がない」が多数を占めているという。声を上げないでいるうちに、どんどん危うい状況へと押しやられているというのを感じないんだろうか。感じててもなお、わたしひとりくらい・・・って思っているのだろうか。この国の行く末が心配になってくる。
足の具合が悪かったり、雨に降りこめられたり、予報を読み違えたりがあったりして、先週の土曜日以来6日ぶりの朝ラン。薄日が差してきそうだったが、とうとう最期まで雲は切れなかったが、その分涼しくてよかった。
6日ぶりといってもとくべつな感慨はなく、ふだんどおりの朝がきたという感じ。こんなに休養十分なのに、息があがりかけたり、涼しいはずなのにわたしとしてはめずらしく汗だくになったのにはわれながら苦笑しかない。あしたの朝は、またまた雨みたいだな。
<10.6km 5:25/km 54.0kg 11.1%>
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