6時30分起床。一旦雨が止んでいた。走りに出られないことはなかったけれど、きのう祝日で週明け月曜のお仕事を少しだけしかしていなかったこともあって、けさは早めに仕事に取りかかろうと決めていたので、「あぁ、走ってこられたなぁ・・・」と残念な思いはしなかった(つもり)
台風本体が最接近という時間には、うちのあたりでは、もう雨のピークは過ぎていたみたい。といっても、早々に掃き出し窓の外側のシャッターを下ろしていたから、どんな様子かはよくわからなかったんだけど。在宅勤務の特権で、きょうは雨に濡れることもなく、交通機関の乱れを気にすることもなく、淡々と作業が進められたので、今回の台風で受けた影響は、きのうのJRの運転見合わせで、30分ほど、動かない電車の中で読書をしたということくらいかな。あちらこちらで浸水や土砂崩れなどの被害が出ているようだから、ほんとしあわせなこと。
きょうも、台風の接近を予想して、運転見合わせや運休、欠航などが行われていて、SNSの仲間でも、あちらこちらで、足止めを食らったり、次の目的に移動できなかったりという事態に出くわした人たちがいた。的確な情報が得られなくて苛ついた人も多いんだろうな。
きのうのわたしのケースは、22時前にJR東海道線のホームに上がると、21時45分発の普通電車がホームに停まっていて、現在、運転を見合わせているというアナウンスが流れていた。名鉄も運転を見合わせているので、振替輸送もできないということもアナウンスしていた。43分発の新快速がとなりの2番線に入ってきたのが22時10分くらい。この新快速も、名古屋駅で運転再開を待つかたちとなった。
その頃、ホームに上ってきた男性が、普通電車の車掌に文句を言っていた。曰く、JRのホームページでは「安城」と「豊橋」の間で運転を見合わせていると書いてあったから、その手前の刈谷とか大府とかまでは運転していると思ったのに・・・ということだった。それは一理ある意見だな。おそらく運転見合わせ区間の中にも、その手前にも電車が停まっていて、数珠つなぎ状態になっているのだろうとわたしは思っていた。
けさ、ご近所に住んでいるSNS仲間がつけてくれたコメントによれば、名鉄は、この時間もうちの最寄駅の「本笠寺」には平常通り帰ってくることができたそうだ。豊橋行とか岡崎行とかの特急・急行は運転を見合わせていたようだが、鳴海とか豊明といった、見合わせ区間の手前までの普通電車は動いていたということだ。となると、JRのホームで流れていたアナウンスは、不親切な内容だったことになるし、わたしももっと早く帰ることができたなぁ。
公共交通機関も、自治体も、国も、災害であったり、こうしたトラブルが発生した時に、いかにその影響を最小限に食い止めるかということが大切で、要は、どれだけ正確な情報を、一刻でも速く提供できるかというのが、その肝ということになるはず。
きのうの話に戻れば、21時43分発新快速豊橋行は、安城、岡崎、豊橋へ向かう人が多いはずだから、運転を見合わせるのもしかたない。21時45分発普通電車岡崎行は、次の尾頭橋とか熱田、わたしの降りる笠寺、大高、南大高といった名古屋市内の駅までという人がかなり多いはず。ならば、この電車を大府もしくは刈谷まで動かすという発想は出てこなかったのだろうか。そして、名鉄でも岡崎や豊橋には行けないが、鳴海や有松、豊明あたりへは平常どおりだという情報がほしかったところ。むつかしいとは思うけれど、そのニーズはあったと思うけどな。
あすは6時起きで、富山まで日帰り出張。移動時間が現地滞在時間の2倍近くかかるというあまり効率の良くない仕事だけど、もちろん宮仕えの身としては、キチンと仕事してきますけどね。やっぱわたしは「晴れ男」なのかな? きょうだったら大変だったところだ。あ、ただ、あしたは走れないな。