2016.12.07 攻めるね
きのう発表になった11月の車名別国内新車販売台数で、日産「ノート」が首位を獲得した。軽自動車を除く自動車(登録車)で、日産のクルマがトップになったのは、大衆車として人気だった「サニー」以来、約30年ぶりということだ。国内の販売台数では、長年、「カローラ」が首位だった。そして、ここ数年は、プリウス、アクアが首位をキープしていて、さすがは世界のトヨタってところだけど、ようやく一矢を報いたってところだね。
良くも悪くも一般受けするクルマを作るし、何といっても販売店がしっかりしているのがトヨタの強みだと思う。となれば、2番手や3番手のメーカーは、おなじことをしていては勝ち目がない。ところが、2番手あたりは、そのあたりがうまく立ち回れないんだよね。1位のメーカーのコピーのようなイマイチ垢抜けないものになることが往々にしてある。化粧品業界も似たようなものだ。
で、カルロス・ゴーン氏が改革を打ち出してからの日産も、なかなか明確に2番手の面白さを発揮できずにいたのだが、ここにきていい感じになってきた気がする。矢沢永吉がCMで「やっちゃえ、日産」って言ったのが、とてもいいなぁと思っていたら、最近は「攻めるね、日産!」ときた。いやぁ、ちょっとおもしろくなってきたよね。
「ノート」が1位になった大きな要因に、ガソリンエンジンで発電した電気でモーターを動かして走行するという新しいタイプのHV車を追加モデルとして投入したことがあげられる。このクルマ、3週間で2万台を受注したというから、来月以降も、首位をキープできるかもしれないね。
自動運転を実装したセレナも売れているようだし、ハイブリッドじゃなく電気自動車で頑張っているし、ほんと攻めてるよね。あ、べつにわたしは日産の社員でもなんでもない、ただの日産車(電気自動車)オーナーなんですけれどね。
わたしはひねくれているので、昔からダントツの王者ってキライなんだよね。だから、クルマもトヨタには乗ったことがないし、野球はアンチ巨人だし、ビールはサントリーだし・・・。あ、でも、スマホはiPhoneだな(笑)。
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